医学書院の70年

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2000.06.27日本書籍出版協会（書協）は，1957年3月29日，出版社181社によって創設された（2014年4月現在，428社）。書協の目的は，出版事業の健全な発達，文化の向上と社会の進展に寄与することにある。医学書院は当時社長の金原一郎が書協創設時から2年副会長を務めたのをはじめとして歴代社長も重要な役割を背負ってきた。とりわけ，椿孝雄は1986年から3期6年にわたり常任理事の職にあり，著作・出版権委員会委員長として出版者著作権協議会（出著協）の立ち上げ（1990年）や日本複写権センター（JRRC）の創立（1991年）に尽力した。　現在の社長，金原優は，1992年に理事に推挙されると2期4年務め，1996年からは2期4年常任理事を歴任した。さらに2000年6月27日には副理事長に就任し7期14年の永きにわたり務めている。この間，歴代理事長の渡辺隆男（二玄社），朝倉邦造（朝倉書店），小峰紀雄（小峰書店），相賀昌宏（小学館）各氏の重要な補佐役として業界の発展に尽くしている。また，副理事長として，フランクフルトブックフェア時に開催された書協・雑協創立50周年パーティ（2007年10月11日）ではホスト役の一人を務めた。日本では日本書籍出版協会が国際出版連合（IPA）の会員として登録してい『日本雑誌協会・日本書籍出版協会50年史』The book commemorating Fifty Years’ History of the Japan Maga-zine Publishers Association and the Japan Book Publishers Association金原優，日本書籍出版協会の副理事長に就任Yu Kanehara’s Election as Vice-President of the Japan Book Publishers Association70 years of igaku-shoin166