13本書は、ネット検索で比較的容易に論文が手に入るなか、信頼性のおける論文とは何か、そして徹底した文献レビューのやり方とその意義を丁寧に記している。マトリックス方式で文献レビューを行うと、どんな研究が誰によってどこまで行われたのか、また十分解明されていないことはあるのか、など深く研究論文を理解できる。情報が氾濫する時代に、文献を鵜呑みにせずに批判的に読み込めるようになるための必読書である。小児看護では、子どもの発達段階に応じた実践が求められ、成人とは異なる点が多い。本書は写真・イラスト・動画を多用して手順を紹介。子どもや家族に説明でき、技術の応用を可能にする「根拠」、スムーズな実践を助ける「コツ」、知っておきたいポイントを解説する「注意」、医療事故防止のために重要な「事故防止のポイント」、異常がみられた際の「緊急時対応」を豊富に記載。学習にも臨床でも頼りになる1冊。B5 頁224 定価:3,300円(税込)[ISBN 978-4-260-05711-0]編集:井上 智子 / 窪田 哲朗A5 頁2088 定価:7,700円(税込)[ISBN 978-4-260-05716-5]著:エレイン N. マリーブ / スザンヌ M. ケラー監訳:藤本 悦子A4変 頁672 定価:5,830円(税込)[ISBN 978-4-260-05713-4]現場で営まれるケア実践は、ナースの技と知が詰まった宝の山。しかし多忙な現場では、その知は暗黙知のまま日々の中に埋もれがちです。本書は、そうした実践知を独自の研究方法論により可視化して広く共有し、その知を看護学に位置づける道しるべです。研究するのはナース自身。ナースによるナースのための研究方法論です。自身の実践の意味を明らかにしたい。多くの実践から学んで活かしたい。その願いを叶える1冊です!全科106疾患について、医学解説と看護診断名をアップデート! 病気がみえる、カルテが読める「イラストでみる病態生理、症状、診断、合併症、治療、薬剤一覧」。病期・病態・重症度からみたケアのポイントがみえる、臨床判断につながる観察ポイントがみえる「看護過程フローチャート、情報収集、アセスメント、ケアプラン、評価」。患者の全体像がみえる「病態関連図」。ほしい情報がオールインワンになった1冊。解剖と生理を概観し、基礎知識を身につけるのにうってつけの定番書の新版。学習すべき内容を章のはじめに簡潔にまとめ、各節にも『学習目標』を掲げることで、学びやすさ・読みやすさを向上。さらに理解しやすいよう、図版も適宜アップデートされている。膨大な学習分量に圧倒されがちな解剖・生理のまず学んでおきたい基盤を習得するのに、手にとって損はない間違いのない1冊である。根拠と事故防止からみた小児看護技術 第4版病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図 第5版臨床判断につながる観察ポイント著:Judith Garrard訳:安部 陽子B5 頁224 定価:3,300円(税込)[ISBN 978-4-260-05781-3]編集:浅野 みどりA5 頁592 定価:4,510円(税込)[ISBN 978-4-260-05702-8]検討グループ臨床看護看護研究のための文献レビュー 第2版マトリックス方式ケアの意味を見つめる事例研究看護実践の知を探求する研究方法論編集:山本 則子 / 柄澤 清美編集協力: 「ケアの意味を見つめる事例研究」 人体の構造と機能 第5版
元のページ ../index.html#13