系統看護学講座
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本書の特徴看護基礎教育のなかの専門基礎分野であることを鑑み、これから看護を学ぶ学生の方に必要な「看護のための公衆衛生」の知識と、地域(コミュニティ)を見すえる力を養うエッセンスを盛り込みました。公衆衛生に関連する主要な法制度・統計の知識を網羅し、毎年、可能な限りのデータ更新を行います。地域がますます重視されるなかで、保健師課程教育のカリキュラムや公衆衛生看護学へのつなぎを意識した内容にしました。学生が卒後、看護の臨床に出たあとで、地域との連携を考えることができる基盤となる力を養ってほしいと考えました。初学者にイメージしやすいよう、事例を多く掲載しています。また、この事例による学習で、例えば、病院実習などで受け持った患者の社会的背景に思いをよせる意識づけができます。公衆衛生の最新の動向と、国際的視点が盛り込まれています。第14版の改訂では、各保健分野に関連する法制度や政策・行政事業の解説の拡充、国家試験対策となる内容の強化などを行いました。公衆衛生健康支援と社会保障制度 ❷神馬 征峰東京大学大学院教授大森 純子東北大学大学院教授宮本 有紀東京大学大学院准教授吉岡 京子国立保健医療科学院上席主任研究官橋爪 真弘東京大学大学院教授鈴木 まき三重県伊勢保健所所長有本  梓横浜市立大学大学院准教授蔭山 正子大阪大学大学院教授小野若菜子聖路加国際大学大学院准教授相田  潤東北大学大学院教授梅田 麻希兵庫県立大学地域ケア開発研究所教授廣金 和枝兵庫医療大学教授渡井いずみ浜松医科大学教授原田奈穂子宮崎大学教授序  章公衆衛生を学ぶにあたって ・・・・・・・・・・ 神馬征峰第1章公衆衛生のエッセンス ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 神馬征峰第2章公衆衛生の活動対象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大森純子第3章公衆衛生のしくみ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉岡京子第4章集団の健康をとらえるための手法 —疫学・保健統計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 宮本有紀第5章環境と健康 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 橋爪真弘第6章感染症とその予防対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鈴木まき第7章国際保健 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 神馬征峰第8章地域における公衆衛生の実践 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大森純子・有本 梓・蔭山正子・ 小野若菜子・宮本有紀・相田 潤・梅田麻希第9章学校と健康 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 廣金和枝第10章職場と健康 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 渡井いずみ第11章健康危機管理・災害保健 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 原田奈穂子B5・頁368 第14版 定価:2,420円(本体2,200円+税) [ISBN978-4-260-03574-3]主要内容88専門基礎分野

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