系統看護学講座
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本書の特徴本書は、人体の正常な構造と機能を学ぶ「解剖生理学」に対して、その破綻により症状や疾病が引きおこされる経過をしっかりと理解し、臨床に活用するためのテキストです。以下の主要な症状の病態生理について、丁寧に解説しています。 意識障害/ショック/高体温・低体温/脱水/黄疸/頭痛/咳嗽・喀痰/吐血・喀血/チアノーゼ/呼吸困難/ 胸痛/不整脈/腹痛・腹部膨満/嘔気・嘔吐/下痢/便秘/下血/乏尿・無尿・頻尿/浮腫/貧血/睡眠障害/感覚の異常/運動の異常(麻痺・失調)/けいれん第1章では、循環障害や炎症など、症状や疾病の病態生理を理解するうえで必要な知識を簡潔にまとめてあります。第2~13章は、生理機能ごとに章立てし、正常機能を簡単に復習したうえで、機能や構造が破綻することによりおこる症状や疾病について解説しています。分かりやすい本文とともに模式図を多用し、正常機能が破綻して異常となるまでの過程が、段階を追って理解できるよう、工夫しました。病態生理学疾病のなりたちと回復の促進 ❷田中 越郎東京農業大学名誉教授第1章病態生理学を学ぶための基礎知識第2章皮膚・体温調節のしくみと病態生理第3章免疫のしくみと病態生理第4章体液調節のしくみと病態生理第5章血液のはたらきと病態生理第6章循環のしくみと病態生理第7章呼吸のしくみと病態生理第8章消化・吸収のしくみと病態生理第9章腎・泌尿器のしくみと病態生理第10章内分泌・代謝のしくみと病態生理第11章生殖のしくみと病態生理第12章脳・神経、筋肉のはたらきと病態生理第13章感覚器のはたらきと病態生理B5・頁312 第2版 定価:2,530円(本体2,300円+税) [ISBN978-4-260-02183-8]主要内容80専門基礎分野

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