系統看護学講座
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本書の特徴医療で必要となる生化学の基礎的な知識を、網羅的・体系的に学べる構成となっています。生理学・栄養学・薬理学・臨床検査学と関連させながら、生化学を学ぶ必要性が感じられる内容となっています。第1部では、3大栄養素の代謝について、コンパクトな記述と充実した図表資料で、視覚的に学ぶことができます。代謝機構の破綻による疾患や、臨床検査に関連する項目は、病態生理と関連づけてとくに丁寧に取り上げました。第2部では、基本的なヒトの遺伝形式、ならびに分子生物学の基礎知識をまとめ、抗菌薬・抗がん薬の作用機序やゲノム編集といった話題も積極的に取り上げました。がんゲノム医療や遺伝子検査・遺伝カウンセリングなどに必要となる基礎的な用語を学ぶことができます。第3部では、がんの発生機序や、近年話題の分子標的薬を理解するための基礎知識をまとめました。すべての章末には、確認問題(ゼミナール)を看護師国家試験の出題形式で収載しました。生化学人体の構造と機能 ❷畠山 鎮次北海道大学教授第1部:生体を構成する物質とその代謝第1章生化学を学ぶための基礎知識第2章代謝の基礎と酵素・補酵素第3章糖質の構造と機能第4章糖質代謝第5章脂質の構造と機能第6章脂質代謝第7章タンパク質の構造と機能第8章タンパク質代謝第9章ポルフィリン代謝と異物代謝第2部:遺伝情報とその発現第10章遺伝子と核酸第11章遺伝子の複製・修復・組換え第12章転写第13章翻訳と翻訳後修飾第3部:細胞のシグナル伝達とがん第14章シグナル伝達第15章がんB5・頁316 第14版 定価:2,420円(本体2,200円+税) [ISBN978-4-260-03556-9]主要内容74専門基礎分野

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