系統看護学講座
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本書の特徴解剖学と生理学を融合させ、カリキュラムに対応し、学生の理解をより促す構成となっています。人体を、そのはたらきからとらえ、器官系を有機的に結びつけた構成とすることによって、看護学生に必要な解剖学・生理学の知識を網羅し、かつ興味をもちながら体系的に理解できる内容を目ざしました。第1章は、器官系から人体を説きおこす新たな構成としました。人体にはさまざまな機能をもつ器官があることを説明し、人体の部位とも結びつけることで、人体のイメージを明確化します。また、ホメオスタシスの概念を、章全体で意識した記述としています。新設の第11章では、看護技術を理解するうえで重要な体表解剖を取り上げました。臨床での実践につながる解剖生理学の知識をコラム「臨床との関連」に記述し、臨床での実践を意識して学習できるよう各所に配置しました。解剖生理学を学習する動機づけと学習意欲の向上につなげます。解剖生理学人体の構造と機能 ❶坂井 建雄順天堂大学特任教授岡田 隆夫順天堂大学特任教授宇賀 貴紀山梨大学大学院教授序  章人体の構造と機能を学ぶために第1章解剖生理学の基礎知識第2章栄養の消化と吸収第3章呼吸と血液のはたらき第4章血液の循環とその調節第5章体液の調節と尿の生成第6章内臓機能の調節第7章身体の支持と運動第8章情報の受容と処理第9章身体機能の防御と適応第10章生殖・発生と老化のしくみ第11章体表からみた人体の構造巻末資料解剖学によく出る漢字と概念 解剖生理学を学ぶための化学の基礎知識B5・頁592 第11版 定価:4,180円(本体3,800円+税) [ISBN978-4-260-04687-9]主要内容2022年改訂72専門基礎分野

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