系統看護学講座
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本書の特徴序章では、白血病の患者の事例を取り上げ、本書で学ぶことが具体的にイメージできるようになっています。治療については新たな知見を取り入れ、分類・診断基準も最新のものに更新しました。疾患を説明する図の多くを刷新し、よりわかりやすくなりました。看護については、最新の治療の動向をふまえ、化学療法の外来看護とセルフケア指導についての説明、造血幹細胞移植のドナーの看護など充実した内容となっています。終末期の看護についても記述を追加しています。第5章「患者の看護」では、A節「疾患をもつ患者の経過と看護」を新設しました。1人の白血病患者の事例について、急性期・寛解導入期・寛解期・再発期を連続的に示し、健康レベルの変化に応じた看護の移行とつながりがみえるようにしました。巻末付録として「造血器腫瘍に対する治療でよく用いられる抗がん薬」を収載しています。血液・造血器成人看護学 ❹飯野 京子国立看護大学校教授木崎 昌弘埼玉医科大学総合医療センター教授長岡 波子国立看護大学校助教森  文子国立がん研究センター中央病院副看護部長序  章この本で学ぶこと 飯野京子第1章血液・造血器の看護を学ぶにあたって 飯野京子第2章血液の生理と造血のしくみ 木崎昌弘第3章検査・診断と症候・病態生理 木崎昌弘第4章疾患と治療の理解 木崎昌弘赤血球系の異常/白血球系の異常/造血器腫瘍/出血性疾患B5・頁268 第15版 定価:1,760円(本体1,600円+税) [ISBN978-4-260-03571-2]主要内容第5章患者の看護 飯野京子・長岡波子・森 文子第6章事例による看護過程の展開 森 文子急性骨髄性白血病患者の寛解導入時の看護/悪性リンパ腫患者の外来における看護巻末資料造血器腫瘍に対する治療でよく用いられる抗がん薬26専門分野

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