系統看護学講座
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本書の特徴序章では、循環器疾患をもつ患者のイメージやこれから学習する医学・看護の関連を示し、講義の導入に使いやすくなっています。医学・看護の記述は相互に参照をはり、連携を強化しています。それぞれの授業の際に、互いを振り返りながら学習を進め、看護の理解・実践に結びつくように工夫しています。第4章「検査と治療・処置」、第5章「疾患の理解」では、各種ガイドラインなど最新の動向を反映したほか、図表を豊富に配し、臨床現場で活かせる知識をビジュアルに解説しています。第6章「患者の看護」では、A節「疾患をもつ患者の経過と看護」を新設しました。1人の心不全患者の事例について、急性期・回復期・慢性期・終末期を連続的に示し、健康レベルの変化に応じた看護の移行とつながりがみえるようになっています。第7章では新たに「恒久的ペースメーカ植込み術を受ける患者の看護」の事例展開を配し、近年増加しているデバイス植込み患者への看護実践が紙面上で演習できるようになっています。循環器成人看護学 ❸吉田 俊子聖路加国際大学教授宮地  鑑北里大学主任教授上塚 芳郎前東京女子医科大学教授松田 直樹松田医院院長小川 洋司東京女子医科大学准教授三浦稚郁子公益社団法人地域医療振興協会地域看護介護部次長山形 泰士榊原記念病院ACCU 集中ケア認定看護師阿部 隼人北里大学助手 慢性心不全認定看護師序  章この本で学ぶこと 吉田俊子第1章循環器の看護を学ぶにあたって 吉田俊子第2章循環器の構造と機能 宮地 鑑・上塚芳郎第3章症状とその病態生理 松田直樹第4章検査と治療 上塚芳郎・小川洋司・松田直樹・宮地 鑑B5・頁440 第15版 定価:2,640円(本体2,400円+税) [ISBN978-4-260-03557-6]主要内容第5章疾患の理解 小川洋司・松田直樹・上塚芳郎・宮地 鑑第6章患者の看護 吉田俊子・三浦稚郁子第7章事例による看護過程の展開 山形泰士・阿部隼人24専門分野

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