系統看護学講座
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本書の特徴本書では、「情報」に関する基礎的な知識から医療・看護に即した実践的な内容まで、看護の基礎教育として学ぶべき「情報」に関する知識を包括的にまとめています。第1部では、高校卒業時までに学んできた「情報」や「情報社会」に関する基礎的な知識を振り返り、あらためて看護につながるものとして学習しなおせるようにしています。第2部では、保健医療・看護の現場でどのように情報が取り扱われているのかを学習できます。第5章では、実際の病院内システム画面などを例示して、電子カルテなどの病院情報システムがどのようなものかを視覚的に学習できるようにしています。また、病院や地域におけるICT活用についても、近年の流れをふまえて記述を一新し、内容を拡充しました。第3部では、「情報」を取り扱ううえで必要な倫理や患者の権利について学べます。また、「情報」を取り扱うために必要な、コンピュータ−リテラシーとセキュリティに関してもここで取り上げています。第4部では、情報の収集・整理・発表などを具体例とともに展開して、演習できるようにしています。具体例には、マイクロソフト社のWordやExcel、PowerPointでの情報処理の方法をわかりやすく取り上げ、第3版からは新たに操作説明の動画をつけています。看護情報学中山 和弘聖路加国際大学教授瀬戸山陽子東京医科大学講師藤井 徹也豊橋創造大学教授篠崎惠美子人間環境大学教授米倉 佑貴聖路加国際大学助教高木 晴良東京医療保健大学准教授戸ヶ里泰典放送大学教授 第1部:情報と情報社会第1章情報の定義と特徴 中山和弘第2章社会と情報 瀬戸山陽子第2部:保健医療における情報第3章保健医療と情報 中山和弘第4章看護と情報 中山和弘第5章医療における情報システム 藤井徹也・篠崎惠美子第3部:情報と倫理第6章情報倫理と医療 米倉佑貴第7章患者の権利と情報 高木晴良第8章個人情報の保護 戸ヶ里泰典第9章コンピュータリテラシーとセキュリティ 米倉佑貴第4部:情報処理第10章既存の情報の収集方法 中山和弘・米倉佑貴第11章質問紙調査によるデータ収集 米倉佑貴第12章Excel による統計解析 高木晴良第13章文字情報の整理 戸ヶ里泰典第14章情報の発表とコミュニケーション 高木晴良・中山和弘B5・頁384 第3版 定価:2,750円(本体2,500円+税) [ISBN978-4-260-04205-5] 主要内容2021年改訂動画144別巻

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