系統看護学講座
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看護研究坂下 玲子兵庫県立大学教授宮芝 智子神奈川県立保健福祉大学教授小野 博史兵庫県立大学講師第1部:「研究力」をはぐくむ      ──初心者のための看護研究の基礎序  章看護研究を学ぶ前に──調べること・研究の楽しさを知ろう 坂下玲子第1章看護研究とは 坂下玲子第2章看護研究のはじめ方──リサーチクエスチョンをたてる 坂下玲子第3章情報の探索と吟味──文献レビューとその方法 坂下玲子・小野博史第4章研究における倫理的配慮 宮芝智子第5章研究デザイン──研究の設計と方法の選択  坂下玲子・宮芝智子・小野博史第2部:「研究力」をつける       ──初心者のための看護研究の実践第6章データの収集 坂下玲子・小野博史第7章データの分析 坂下玲子・宮芝智子第8章研究計画書の作 坂下玲子・小野博史第9章研究を伝える──学会発表・論文作など 坂下玲子・小野博史第3部:「研究力」をいかす       ──問題解決のための研究的アプローチ第10章ケースレポート・事例研究の進め方 坂下玲子・小野博史第11章調査研究の進め方 坂下玲子・小野博史第12章文献研究・実践報告の進め方 坂下玲子・小野博史終  章看護研究の未来──時代を切りひらくあなたへ 坂下玲子B5・頁392 第1版 定価:2,640円(本体2,400円+税) [ISBN978-4-260-02182-1]主要内容本書の特徴本書を使って看護基礎教育レベルの質的・量的研究を行うことができます。初学者でも理解できるよう、研究の最初(研究テーマの設定・絞り込み)から最後(論文作成・発表)まで、わかりやすく丁寧に解説しています。研究の方法を学ぶだけでなく、「看護基礎教育のなかで看護研究を学ぶ意味」を考え、卒後、臨床での看護実践にいかせる「研究力」——課題(問題)を特定する力、情報を収集し吟味する力・情報を活用する力(文献レビュー・クリティーク)、データを収集し分析する力、分析の結果を評価し次の計画につなげていく力など——をはぐくむことも意図した内容になっています。看護研究の多彩な研究デザインについての解説も豊富です。それぞれの方法がイメージでき、その研究成果を看護実践に活用でき、将来そのデザインの研究を実施できるよう説明しています。このうち、事例研究・ケーススタディや実態調査研究、文献研究など、看護基礎教育において学生がよく行う研究デザインについては具体的な進め方まで解説しています。看護研究は、座学だけで学ぶのがむずかしい分野です。そこで、各章に学生が実際に考えたり調べたりできるワークを設けています。授業のなかで、課題として活用いただけます。142別巻

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