系統看護学講座
112/152

本書の特徴看護師として質の高いケアを提供するためには、対象者との援助的関係・信頼関係を形成することが重要です。対象者を深く理解し、人間関係を構築していく際のたすけとなるよう、看護学・心理学・コミュニケーション学など学際的なアプローチによる知見を盛り込みました。保健医療スタッフとの良好な人間関係を構築していくことは、コミュニケーションエラーによる医療事故などを防ぎ、ケアの質を向上させていくうえでも重要です。チーム医療・多職種連携における看護師の役割について詳しく取り上げています。看護実践場面をふり返る際に有用となるリフレクションやプロセスレコード、さまざまな看護実践場面でいかせるアサーションやカウンセリング、コーチングなどについても詳しく取り上げています。さまざまな状況にある対象者と看護師とのかかわりが伝わるよう、随所に事例をイラストつきで掲載しています。事例をもとにロールプレイやディスカッションができる構成になっています。人間関係論石川ひろの帝京大学大学院教授奥原  剛東京大学大学院准教授岡田 佳詠国際医療福祉大学教授太田 加世C-FEN代表片桐由紀子上智大学助手塚本 尚子上智大学教授宮本 有紀東京大学大学院准教授第1部:人間関係基礎論第1章人間関係の中の自己と他者 石川ひろの第2章対人関係と役割 奥原 剛・石川ひろの第3章態度と対人行動 奥原 剛・石川ひろの第4章集団と個人 石川ひろの第2部:人間関係をつくる理論と技法第5章コミュニケーション 石川ひろの第6章カウンセリングと心理療法 岡田佳詠第7章コーチング 太田加世第8章アサーティブ−コミュニケーション 片桐由紀子・塚本尚子第3部:保健医療における人間関係 第9章保健医療チームの人間関係 石川ひろの第10章患者を支える人間関係 塚本尚子・片桐由紀子第11章家族を含めた人間関係 塚本尚子第12章地域をつくる人間関係 宮本有紀B5・頁296 第3版 定価:2,420円(本体2,200円+税) [ISBN978-4-260-03170-7]主要内容110基礎分野

元のページ  ../index.html#112

このブックを見る