系統看護学講座
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本書の特徴数ある文化人類学のテキストのなかで唯一といってよい、看護学生を対象とした独自の構成のテキストです。ジェンダー、ネットワーク、グローバル化などの視点を取り入れ、スタンダードでありながらも新しい内容まで網羅し、学んでいただけます。人やその生活を理解するためには、背景にある文化を知ることが欠かせません。文化によって異なる家族や宗教などのさまざまなあり方を紹介することによって、看護を学ぶ学生が異文化の存在を感じ、医療の世界を考える新しい視点の獲得を目ざした内容となっています。医療と切り離せない「身体観」「病気観」「死生観」など、看護に直接的につながることがらについても多くの紙面を割き、文化人類学の視点から、「いのち」についてあらためて見つめ直しています。文化人類学編集波平恵美子お茶の水女子大学名誉教授執筆波平恵美子お茶の水女子大学名誉教授小田 博志北海道大学大学院教授仲川 裕里専修大学教授浜本まり子元九州共立大学助教授森田久仁子甲子園大学准教授道信 良子札幌医科大学准教授第1章人間と文化 波平恵美子第2章質的研究とエスノグラフィー 小田博志第3章個人・家族・家族をこえたつながり 仲川裕里第4章人生と通過儀礼 浜本まり子第5章宗教と世界観 森田久仁子第6章健康と医療 道信良子第7章いのちと文化 波平恵美子B5・頁244 第4版 定価:2,530円(本体2,300円+税) [ISBN978-4-260-04209-3]主要内容2021年改訂108基礎分野

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