本書の特徴第6版では、新たな著者陣による20年ぶりの全面改訂を行いました。現代の社会と保健医療の世界におけるあらたな問題や動向、最新の研究成果をふまえたテキストとなっています。健康・病気と社会、そして看護と社会とのかかわりを知ることは、看護の学びをより深めます。本書は、社会学のテキストとして、また健康社会学のテキストとして、看護学生に最適な内容・構成となっています。第1部で社会学の基礎的な考え方と社会調査の技法を、第2部と第3部では健康・病気の社会学的見方を示したうえで、家族、コミュニティ、仕事、社会格差、性・ジェンダー、コミュニケーションなどの社会学の基礎概念を保健医療の切り口から解説しています。さらに第4部では保健医療の現代的な課題やケア論を取り上げました。概念図やコラムを多用し、より多角的な理解ができるよう工夫しました。社会学石川ひろの帝京大学大学院教授進藤 雄三前大阪市立大学大学院教授山崎喜比古日本福祉大学社会福祉学部大学院特任教授序 章社会学:健康,病気,医療への視座 進藤雄三第1部:社会学とは第1章社会学の基礎概念 進藤雄三第2章社会学的視点とモデル 進藤雄三第3章保健医療と社会学 進藤雄三第4章社会調査の理論と技法 石川ひろの第2部:健康･病気と社会第5章健康･病気･ストレスの新しい見方ととらえ方 山崎喜比古第6章健康･病気の社会格差 石川ひろの第7章「働き方」「働かせ方」と健康･病気 石川ひろの第3部:保健医療における行為･関係･組織･制度第8章健康･病気行動と病経験 石川ひろの第9章患者-医療者関係とコミュニケーション 石川ひろの第10章保健医療の専門職 進藤雄三第11章性・ジェンダー･家族と保健医療 石川ひろの第12章地域社会と保健医療 石川ひろの第13章保健医療制度 進藤雄三第4部:保健医療の現代的課題第14章保健医療の現代的変化の位相 進藤雄三第15章ケアと医療:新しい地平を求めて 進藤雄三B5・頁272 第6版 定価：1,980円（本体1,800円+税 ）［ISBN978-4-260-01372-7］ 主要内容102基礎分野
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