連載
医学界新聞プラス 外科研修のトリセツ
外科をローテーションする研修医ハル先生と指導医タキ先生が送る日常を題材に,押さえておきたい外科研修のポイントをお届けしていきます。外科研修を行う全ての研修医に向けた基礎的な内容が中心ですが,「外科医の視点」として外科専攻医や外科志望の研修医向けの知識や技術も紹介していきます。
髙見 秀樹(たかみ・ひでき)氏 名古屋大学医学部附属病院 卒後臨床研修・キャリア支援センター センター長補佐
2003年名大卒。名古屋記念病院,小牧市民病院にて外科修練の後,12年名大大学院消化器外科学にて博士課程に進むと同時に,肝胆膵外科の臨床に携わる。15年に大学院を修了後,同大の教育専任教員になったことで医学教育に注力するようになる。21年4月より現職。20年から2年間は文科省医学教育科の技術参与として出向もした。現在は臨床実習や研修医教育,肝胆膵外科医教育に携わるほか,病院全体の研修医指導や指導医講習会の講師も担う。
畑中勇治(はたなか・ゆうじ)氏 岐阜大学医学部附属病院消化器外科
2014年岐阜大卒。岐阜県内の医療機関で修練後,24年より岐阜大病院消化器外科で主に食道癌診療と外科教育に従事する。 外科専門医,消化器外科専門医,内視鏡外科技術認定医,食道科認定医など。
須田光太郎(すだ・こうたろう)氏 済生会宇都宮病院外科
2018年獨協医大卒。栃木県内の医療機関で外科修練中。外科専門医。