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総合診療

2017年11月号 (通常号) ( Vol.27 No.11)
特集 今そこにある、ファミリー・バイオレンス Violence and Health

WHOが2002年に発表した『World Report on Violence and Heath』以降、さまざまな暴力が「健康問題」として重視されてきている。しかし日本では、“健康問題としての暴力”への対応は十分とは言えない。総合診療に関連した医療現場で遭遇しうる、さまざまな暴力の問題について多角的に学ぶ。
(企画)藤沼康樹(医療福祉生協連 家庭医療学開発センター)
■総論
「健康問題」としてのファミリー・バイオレンス これは「総合診療」の問題だ
小崎 真規子
ファミリー・バイオレンスの臨床社会学
 「家族システム」に暴力を発生させる「社会的要因」「文化」への視点を
井上 眞理子
グローバルな健康問題としての暴力 暴力を「予防」する国際戦略からの示唆
井上 真智子
■パートナーからを含むDV
「救急(ER)」でDVを見逃さないために 2つのパターンとその対応
安田 冬彦
「プライマリ・ケア外来」でもDVを見逃すな! 家庭医としてできること
森屋 淳子
■子ども虐待
「救急(ER)」で子ども虐待を見逃さないために 
 診療医の気づきが“救命”につながる
岩田 賢太朗│伊原 崇晃
「プライマリ・ケア外来」でも子ども虐待を見逃すな!
 「家族をすべて診る」という視点で
高村 昭輝
■高齢者虐待
「在宅」における高齢者虐待を見逃さないために
 必然的な「見逃し」を生むメカニズム
椿 恒雄
■被害者支援
ファミリー・バイオレンス被害者への支援
 “縦割り”の介入をつなぐソーシャルワークとネットワーク
須藤 八千代
これだけは知っておきたい 虐待防止法のしくみと、臨床医に求められること
野村 武司
■スペシャル・アーティクル
「訪問看護師」が利用者・家族から受ける暴力
 兵庫県における実態調査の結果から
林 千冬│今岡 まなみ│藤田 愛│
山崎 和代│遠藤 理恵│花井 理紗
訪問看護師が利用者・家族から受けた事例と地域・行政ぐるみの取り組みへの発展
藤田 愛
医療現場・職場における「ハラスメント」 医療者↔患者・家族、医療者↔医療者
保坂 隆
「救急(ER)」で生じるさまざまな暴力の予防と対策
 “暴れる患者”に組織で向き合う
林 実│林 寛之
医療現場における「クレーム」を読み解く
 多目標理論モデルに基づく“診断”と“治療”
杉本 なおみ
今月のQuestions
今月の「めざせ!総合診療専門医!」問題


■ゲストライブ
医師のためのマインドフルネス
 つらいと言えない? パフォーマンスを高めたい?
伊藤 絵美


●Editorial
藤沼 康樹
●What’s your diagnosis?(179)
テキサスでデラックスを!
酒見 英太
●オール沖縄! カンファレンス(11)
造影剤投与後の呼吸困難、気道を確保せよ!
仲本 正哉|銘苅 正|徳田 安春(監修)
●I LOVE Urinalysis シンプルだけどディープな尿検査の世界(8)
ちゃんと尿のpHをみていますか?
上田 剛士
●西伊豆発! 画像読影道場 これくらい読めてもいいんでナイカイ?(11)
「足」の代表的疾患を診断できるようになろう!下腿~足関節・足趾編
仲田 和正
●みるトレ Special(11)
痰のグラム染色では、この菌を見逃すな!
笠原 敬
●国試にたずねよ(11)
筋力低下、ありやなしや。
山中 克郎
●診察で使える! 急性期Point-of-Care超音波ベーシックス(8)
左室収縮能低下を疑った時
亀田 徹
●こんなときオスラー 超訳『平静の心』(11)
医師にとって“最も重要な資質”とは何か? 「平静の心」の章より
徳田 安春
●苦手克服 野獣のリアル勉強法(11)
医局に属さない教育専任医師として 炸裂!ジェネラル・マインド普及活動
和足 孝之
●55歳からの家庭医療 明日から地域で働く技術とエビデンス(11)
家庭医療診療所における「チームワーク」3
 REFLECTION on REFLECTION and TEAMBUILDING
藤沼 康樹
●総合診療専門医(仮)セルフトレーニング問題(8)
風邪で受診したCOPDで外来通院中の67歳男性
北村 大
●Update’17
報告『総合診療』リニューアル記念セミナー
 「外来診療を劇的に変える 総合診療教育ライブ!」開催
本誌編集室


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定価 2,700円
(本体2,500円+税8%)