医学書院

検索
HOME雑 誌訪問看護と介護 > 2016年03月号

訪問看護と介護

2016年03月号 (通常号) ( Vol.21 No.3)
特集 認知症当事者とともに学ぶ
「認知症の人の声を聴く」。このごろよく耳にしませんか? 2000年頃から始まっていた認知症の本人による発信は、最近さらに増えてきました。「日本認知症ワーキンググループ」ほかの当事者団体は、認知症のある人の意見を集め、さまざまな政策提言を行なうとともに、「認知症があっても希望をもって生きることができる」というメッセージを発信しています。そしていま、ただ聴くのではない、新たな動きがまるで地殻変動のように始まっています。それは、認知症の本人と関わるすべての人が、ともに学ぶこと。認知症の人「から」学ぶ、認知症の人「に」何かをしてあげるのではなく、ともに学ぶ関係から、何かが生まれつつあります。本特集では、認知症当事者とともに何を学ぶことができるか、パートナーシップから何が生まれるか、そして、専門職の出番を考えるきっかけにしたいと思います。

【インタビュー】一緒に考えたほうがきっと楽しい
お世話する人、される人ではない関係に
藤田 和子
認知症本人が参画するロールプレイ
 スコットランド認知症ワーキンググループ初代議長
 ジェームズ・マキロップ氏らによる専門職育成プログラムより
阿部 民子
「認知症に苦しむ人」から「認知症とともに生きる人」へ
 ジェームズ・マキロップさんの講演から
神保 康子
【インタビュー】大事なのは、人としての向き合い方
「やってあげる」より一緒にできることを
井上 美恵子
【インタビュー】それは3人の「仕事がしたいねん」から始まった
認知症の人と一緒につくってきた「仕事の場」
奥村 典子
【インタビュー】認知症の人とともに歩み、つくりあげる
自分が行きたい施設、生きたい社会とは
前田 隆行


■巻頭インタビュー ケアのヒュッテ・3
特定非営利活動法人 町田市つながりの開 DAYS BLG!
Let's go!「DAYS BLG!」
ある“次世代型”デイサービスの1日
構成:神保 康子


●〈カラーグラフ〉 終える命、つなぐいのち・12
老老介護支える連携
國森 康弘
●“顔の見える関係”ができたあとの多職種連携とは? 連携力の評価の視点・5(最終回)
各職種と遺族による自由回答から見えてきた連携のポイント
辻村 真由子、福井 小紀子、藤田 淳子、
池崎 澄江、乙黒 千鶴
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・78
「世界で一つだけの花」
秋山 正子
●介護することば 介護するからだ 細馬先生の観察日記・56(最終回)
「拒否する/される」関係に陥らないやり方
細馬 宏通
●どう読む!? 在宅医療・看護・介護政策・3
療養病床の転換先
社会保険旬報編集部
●「介護」「看病」は“泣き笑い” ウチの場合はこうなんです!・60
「ハッキリ『無理です』って、言っちゃうわよ」の巻
岡崎 杏里

商品写真
定価 1,512円
(本体1,400円+税8%)