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訪問看護と介護

2015年10月号 (通常号) ( Vol.20 No.10)
特集 「老衰」で家で最期まで-超高齢社会における在宅終末期医療のあり方を考える
超高齢社会となった今、地域医療に「看取る力」が期待されています。
がんなど急激な経過をたどる場合もありますが、慢性疾患を複数抱え、ときに増悪と回復を繰り返し、ときおり入院しながらも在宅で暮らす……そんなゆっくりとした経過を辿る高齢者も多くいます。そんな「老衰」の経過に付き合い、寄り添い、支えるには、どんな医療が地域にあればよいのでしょうか?
最終的に、本人にも、家族にも、周囲の人にとっても「いい看取り」となるような最期とは、どのようなものなのか。「その人らしい最期」を支えるためには、何が必要なのか。地域で「老衰」を最期まで支えきる実践をされている医療者のナラティブを中心に、医療・家族・倫理など、いろいろな方向から答えを探る特集です。

【対談】
「あたりまえに在宅」を実現する
ともに老い、看取る地域のつくりかた
秋山 正子・花戸 貴司
老いの衰弱パターンと高齢者を支える医療的サポート
 ある高齢者の「老衰」の経過より
大蔵 暢
2人の高齢者の「老衰」と家族を見守って
 老衰の在宅医療私論
上田 聡
「見届けること」は訪問看護師の大切な役割
島野 詩子
「いい仕舞い」をめざして
 自然のなかで生きるだけ生きる「老衰」
小笠原 望
老衰のエンドオブライフ・ケアに必要な「医療とケアの倫理」
 「適切な医学的判断」と「人生の物語り」のある終末期ケアのために
会田 薫子
英国の「人生の最終段階」における支援
 Cum Scientia Caritas
澤 憲明


■特別記事
在宅終末期でみられる〈お迎え〉体験について考える
 宮城県・福島県における「在宅ホスピス遺族調査」より
河原 正典


●〈巻頭カラーグラフ〉 終える命、つなぐいのち・7
暮らしのなかの老病死
國森 康弘
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・73
「ありがとう」って言ってもらえなかった
秋山 正子
●介護することば 介護するからだ 細馬先生の観察日記・51
ハウス・ルール
細馬 宏通
●これって、急変? Part 2 「なんとなく変」への対処法・10
在宅緩和ケアの始め方
鈴木 昇平
●一器多用・53
天下り官僚の素朴な疑問
岡田 慎一郎
●「介護」「看病」は“泣き笑い” ウチの場合はこうなんです!・55
あったらいいな!の「介護保険適用外サービス」の巻
岡崎 杏里

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定価 1,404円
(本体1,300円+税8%)
(品切中)