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トワイクロス先生の緩和ケア

QOLを高める症状マネジメントとエンドオブライフ・ケア


編集:Robert Twycross /Andrew Wilcock 
監訳:武田 文和/的場 元弘
  • 判型 A5
  • 頁 440
  • 発行 2018年06月
  • 定価 3,672円 (本体3,400円+税8%)
  • ISBN978-4-260-03550-7
緩和ケアのすべてを見通せる類い稀な1冊。定評ある教科書の初邦訳
緩和ケアの標準テキストとして世界中で読み継がれてきた名著“Introducing Palliative Care”の最新第5版の完訳。緩和ケアの泰斗Dr.Robert TwycrossとDr.Andrew Wilcock編集。進行がんのみならず、非がん疾患、小児ケアも網羅し、緩和ケアのすべてを見通せる1冊。
目 次

本書の使い方について
略語

第1部
 1.緩和ケアの全体像
  定義
  クオリティ・オブ・ライフ
  緩和ケアの誕生
  現在の緩和ケアの課題
  緩和ケアを受ける人々は?
  誰が緩和ケアを提供するのか?
  ケアを実施する場所
  おわりに
 2.倫理的側面
  倫理的な意思決定
  適切な治療:治療の差し控えと中止
  延命治療の差し控えの意思決定
  医療による死の幇助:安楽死と自殺幇助
  苦痛緩和のための鎮静
  持続的な深い鎮静(CDS)
 3.コミュニケーション
  良好なコミュニケーションは不可欠なもの
  悪い知らせを伝える
  不確実性への対処法
  希望
  家族の問題
 4.心理学的側面
  生命に限りのある病気の影響
  喪失と変化の役割
  否認
  怒り
  不安と抑うつ
  一般的なサポート
  その他の問題
  世間と交わらない患者
  ケアが困難な患者
 5.スピリチュアルな側面
  はじめに
  スピリチュアルな苦痛の原因
  スピリチュアルな悩みの評価
  スピリチュアルな悩みへの対処
  宗教的ニーズ
  医師自身の信条の影響
 6.死別
  はじめに
  悲嘆モデル
  死別のケア
  複雑性悲嘆
  死後のケア

第2部
 7.症状マネジメント─その基本原則と痛みのマネジメント
  終末期の症状
  基本原則
  「これでもう十分です」といわれる症状緩和
  痛み
  痛みのマネジメント
  鎮痛薬の使用
  鎮痛補助薬
  代替投与経路
  現実に沿った期待
 8.消化器系の症状マネジメント
  口渇(口内乾燥)
  口腔咽頭カンジダ症
  口内不快
  味覚障害
  食欲不振
  悪液質
  嚥下困難
  胃もたれ
  胃内容の停滞
  悪心・嘔吐
   早わかり臨床ガイド:悪心・嘔吐
  便秘
   早わかり臨床ガイド:オピオイド誘発性便秘
  下痢
  消化管閉塞
   早わかり臨床ガイド:手術不能な消化管閉塞
  腹水
  黄疸
 9.呼吸器系の症状マネジメント
  呼吸困難
  咳(せき)
  喀血
  胸水
  吃逆(しゃっくり)
 10.泌尿器系・生殖器系の症状マネジメント
  尿路の症状
  頻尿,尿意切迫と切迫性尿失禁
  膀胱けいれん
  排尿困難
  カテーテル・ケア
  性に関する問題
 11.心理系・神経系の症状マネジメント
  心理的症状
  不安
  パニック発作
  うつ病
   早わかり臨床ガイド:うつ病
  自殺のリスク
  不眠
  精神疾患の既往
  せん妄
  認知症
  頭蓋内圧亢進
  けいれん発作
  非けいれん性てんかん重積症
  ミオクローヌス
  有痛性筋攣縮
 12.その他の症状マネジメント
  倦怠感
  浮腫
  リンパ浮腫
   早わかり臨床ガイド:リンパ浮腫における蜂窩織炎
  自壊した(あるいは潰瘍化した体表の)病変
  褥瘡潰瘍
  かゆみ
 13.緩和ケアにおける緊急事態のマネジメント
  窒息
  低血糖
  オピオイド鎮痛薬の過量使用
  上大静脈閉塞
  脊髄圧迫
  高カルシウム血症
  出血
  急に生じた激しい痛み
  耐えがたい苦痛
 14.エンドオブライフ・ケア─計画と最期の日々
  はじめに
  意思決定能力と決断
  エンドオブライフ・ケア・プランニング
  最期のとき
  真性糖尿病の終末期マネジメント
  最期の時間を快適に維持する
   早わかり臨床ガイド:死前喘鳴(呼吸時の大きなガラガラ音)
  専門職として,人間として

第3部
 15.小児の治療原則
  はじめに
  互いを尊重し合うコミュニケーション
  倫理的配慮
  教育
  高度な医療的ケアからの離脱
  成人向けサービスへの移行
 16.小児の症状マネジメント
  ポジショニング(体位の調整)
  痛み
  痙縮と筋けいれん
  けいれん発作
  先天性代謝異常
  小児への処方
 17.小児と死別
  はじめに
  子どもの悲嘆
  親の死に向けての心の準備
  子どもの死の理解
  子どもとの会話の難しさ
  その他の配慮
  死別の支援
  学習障害をもつ子ども

第4部
 18.緩和ケアの重要薬
  一般原則
  鎮痛薬
  抗うつ薬
  止瀉薬
  制吐薬
  抗てんかん薬
  抗ムスカリン様作用薬
  抗精神病薬
  ベンゾジアゼピン系薬
  ビスホスホネート
  コルチコステロイド
  緩下薬
  骨格筋弛緩薬
  症状マネジメントに使う薬の一覧表

付録
 1:医学教育カリキュラム─イギリス緩和医療学会による(2014年)
 2:死亡診断
 3:エッセンシャルドラッグ

索引
関連書
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    トワイクロス先生の
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