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≪眼科臨床エキスパート≫

緑内障治療のアップデート




シリーズ編集:吉村 長久/後藤 浩/谷原 秀信
編集:杉山 和久/谷原 秀信
  • 判型 B5
  • 頁 424
  • 発行 2015年10月
  • 定価 18,700円 (本体17,000円+税10%)
  • ISBN978-4-260-02379-5
これが緑内障治療の「新たなスタンダード」
眼科診療のエキスパートを目指すための好評シリーズの1冊。薬物・レーザー・手術、いずれも変化が著しい緑内障治療の最前線を網羅。具体的な処方例、薬物療法から手術へのシフトの考え方、エクスプレスやチューブシャントなど新しい手術の適応や術式をはじめ、明日から診療に役立つ実践的知識を徹底解説。豊富な図解と画像に加え、エキスパートの手術手技が閲覧できるWeb動画付き。すべての眼科医必携の最新テキスト。

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目 次
第1章 総説
 緑内障の治療総論-いかに緑内障患者を治療すべきか?
   I.緑内障治療は開始する前が大切
   II.常に患者のQOLを考えて治療する
   III.薬物治療の実際とアドヒアランス
   IV.どういう患者がレーザー治療の適応か?
   V.術式選択とトラベクレクトミーのコツ
   VI.病型別に具体的な治療法を考えてみよう
   VII.まとめ

第2章 病型別治療
 I 原発開放隅角緑内障(広義)
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.薬物治療から手術への切り替え
   VI.手術
   VII.予後
 II 原発閉塞隅角緑内障,原発閉塞隅角症
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.薬物治療から手術への切り替え
   VI.手術
   VII.予後
 III 落屑緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.薬物治療から手術への切り替え
   VI.手術
   VII.予後
 IV 発達緑内障,小児続発緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.手術
   VI.予後
 V 血管新生緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.抗VEGF薬による変化
   VI.手術治療と予後
 VI ぶどう膜炎続発緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.薬物治療から手術への切り替え
   VI.手術
   VII.予後
 VII ステロイド緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.薬物治療から手術への切り替え
   VI.手術
   VII.予後
 VIII 悪性緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.薬物治療
   V.薬物治療から手術への切り替え
   VI.手術
   VII.予後
 IX 外傷性緑内障
  A 非穿孔性眼外傷
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療
  B 穿孔性眼外傷
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療
  C 予後
  Topics
   サイトメガロウイルス角膜内皮炎・虹彩炎における緑内障

第3章 薬物治療の実際
 I 薬物治療の原則と方法論
   I.緑内障薬物治療の原則
   II.治療計画
   III.薬物治療の概要
   IV.点眼指導
 II 片眼トライアルによる単剤治療の開始
   I.緑内障診療ガイドラインと片眼トライアル
   II.眼圧下降薬の効果判定の必要性
   III.眼圧変動が眼圧下降薬の効果判定に及ぼす影響
   IV.片眼トライアルによる眼圧下降薬の効果判定と留意点
   V.片眼トライアルの有用性
   VI.正しい片眼トライアルのあり方
 III 両眼トライアルによる薬効の直接比較
   I.緑内障治療薬の効果判定の難しさ
   II.PG関連薬片眼トライアルに代わる両眼トライアルとは
   III.やはり薬剤反応性は変動する
   IV.実際の診療におけるPG関連薬両眼トライアル
   V.両眼トライアルによる薬剤評価の注意点
 IV 単剤処方
   I.プロスタグランジン関連薬
   II.β遮断薬
   III.α2刺激薬
   IV.炭酸脱水酵素阻害薬
   V.交感神経α1受容体遮断薬
   VI.受容体非選択性交感神経刺激薬
   VII.副交感神経作動薬
   VIII.ROCK阻害薬
 V 多剤併用-プロスタグランジン関連薬の次の一手は?
   I.PG関連点眼薬への追加投与の考え方
   II.併用療法の実際
   III.PG関連点眼薬への追加投与の眼圧下降効果
   IV.PG関連点眼薬への追加投与の副作用
   V.PG関連点眼薬への追加投与のアドヒアランス
 VI アドヒアランスを考えた薬物治療と手術へのシフト
   I.アドヒアランスの重要性
   II.アドヒアランスの把握
   III.アドヒアランスを最大化する治療
   IV.手術治療へのシフトを考慮する時

第4章 レーザー治療
 I レーザー線維柱帯形成術の適応,術式,成績
   I.作用機序
   II.LTPの長所と短所
   III.手技
   IV.適応と成績
   V.再照射の適応
   VI.合併症と対策
 II 第一選択治療としての選択的レーザー線維柱帯形成術
   I.第一選択治療としてのSLTの適応
   II.第一選択治療としてのSLTの施行方法
   III.第一選択治療としてのSLT治療成績
   IV.点眼治療中の連続正常眼圧緑内障症例に点眼を休薬して施行したSLTの効果
   V.正常眼圧緑内障におけるSLTによる眼圧日内変動への影響
   VI.SLTの治療効果予測
   VII.第一選択治療としてのSLTの合併症
   VIII.SLT再照射の有効性
 III レーザー虹彩切開術の適応,術式,成績
   I.LPIの適応
   II.LPIの術式
   III.LPIの眼圧下降成績
 IV アルゴンレーザー虹彩切開術後の水疱性角膜症と角膜内皮移植
   I.ALI後水疱性角膜症の疫学
   II.ALI後水疱性角膜症の発症機序
   III.ALI後水疱性角膜症の外科的治療法

第5章 トラベクレクトミー
 I トラベクレクトミーの奏功機序
   I.歴史
   II.術後の房水の流れ
   III.経結膜的な房水流出
   IV.ブレブ瘢痕化の臨床形態
   V.ブレブ瘢痕化の分子メカニズム
   VI.線維芽細胞のバイオロジーとマイトマイシンC
 II 手術適応
   I.眼圧下降の目標
   II.点眼薬の眼圧下降作用
   III.トラベクレクトミーの眼圧下降作用
   IV.トラベクレクトミーの合併症
   V.年齢の影響
   VI.トラベクレクトミーの適応
 III 周術期の標準的な管理
   I.術後診察のポイント
   II.濾過不足の対処
   III.過剰濾過の対処
   IV.濾過胞からの房水漏出
   V.毛様体ブロック
   VI.退院およびその後
 IV 手術テクニックのコツと落とし穴
  A 円蓋部基底
   I.結膜切開
   II.結膜縫合
   III.結膜漏出の確認
  B 輪部基底
   I.結膜切開
   II.結膜縫合
  C エクスプレス
   I.エクスプレスの原理と特徴
   II.エクスプレスの利点と成績
   III.エクスプレスの適応と禁忌
   IV.エクスプレス併用濾過手術の手順と注意
   V.術中合併症とその対策
 V 術中・術後のトラブルシューティング
   I.高齢者の薄い結膜の対処法(Tenon嚢の前転縫着法)
   II.強角膜ブロック切除および虹彩切除後の硝子体脱出での対処法
   III.過剰濾過への対処法
   IV.結膜からの房水漏出の対処法
   V.虹彩がwindowに嵌頓したときの対処法
   VI.overhanging blebに対する処置
   VII.平坦な濾過胞に対するlate needling
   VIII.濾過胞感染の鑑別診断
 VI 難治例の攻略法
  A 白内障・硝子体手術既往眼への対策
   I.内眼手術既往眼におけるトラベクレクトミーの背景と問題点
   II.白内障手術既往眼への対策
   III.硝子体手術既往眼への対策
  B 血管新生緑内障
   I.患者のサポート体制の整備
   II.網膜虚血の改善
   III.トラベクレクトミー前の硝子体手術
   IV.血管新生緑内障に対するトラベクレクトミー
  C ぶどう膜炎続発緑内障
   I.術前診断と管理
   II.手術方法
   III.術後管理
   IV.予後
  D アミロイド緑内障
   I.概念・病態
   II.診断
   III.治療方針
   IV.トラベクレクトミー
  E 小児緑内障
   I.適応と禁忌
   II.手術手技の実際と注意点
   III.術後管理
   IV.合併症と対策
   V.術後成績

第6章 チューブシャント手術
 I インプラントの種類と特長
   I.バルベルト緑内障インプラント(BGI)
   II.アーメド緑内障バルブ(AGV)
 II 手術適応
   I.ミニチューブの適応
   II.ロングチューブの適応
   III.治療成績
   IV.プレートの大きさと眼圧調整力
 III 周術期の標準的な管理
   I.チューブシャント手術後の眼圧変動
   II.術直後の低眼圧に関連する合併症とその対策
   III.術後高眼圧
 IV 手術テクニックのコツと落とし穴
  A バルベルト緑内障インプラント
   I.バルベルト緑内障インプラントのモデルと構造
   II.バルベルト緑内障インプラントの成績と適応
   III.バルベルト緑内障インプラント挿入術の手順
  B アーメド緑内障バルブ
   I.アーメド緑内障バルブのモデルと構造
   II.アーメド緑内障バルブの成績と適応
   III.アーメド緑内障バルブ挿入術の手順
 V 術中・術後のトラブルシューティング
   I.術中のトラブルシューティング
   II.術後早期合併症(1か月以内)
   III.術後後期合併症(1か月以上)

第7章 トラベクロトミーと流出路再建術
 I トラベクロトミーの奏功機序
   I.トラベクロトミーの変遷
   II.房水流出抵抗と眼圧上昇
   III.トラベクロトミーの手術手技
   IV.トラベクロトミーの奏功機序
 II トラベクロトミーの手術適応・手術成績
   I.トラベクロトミーの適応
   II.トラベクロトミーの手術成績
   III.緑内障手術術式の選択と適応
 III トラベクロトミーのコツと落とし穴
   I.手術部位と術者の位置
   II.制御糸設置
   III.結膜切開・Tenon嚢剥離
   IV.第一(外層)強膜弁作成
   V.第二(内層)強膜弁作成
   VI.トラベクロトーム挿入
   VII.Schlemm管が狭いとき
   VIII.トラベクロトームの回転
   IX.第二(内層)強膜弁切除
   X.強膜弁と結膜縫合
 IV 術中・術後のトラブルシューティングと術後管理
   I.術中合併症
   II.術後合併症
   III.術後管理
  Topics
   全周sutureトラベクロトミー
 V トラベクロトミーの類縁手術
   I.眼外から行うトラベクロトミー以外の流出路再建術
   II.眼内から行う流出路再建術(Schlemm管への流出)
   III.上脈絡膜腔への房水流出を意図したもの
 VI 隅角癒着解離術
   I.適応
   II.水晶体再建術の併用
   III.術前に行っておくべき検査
   IV.GSLに必要な備品と術前指示
   V.手術手順
   VI.術後管理

和文索引
欧文・数字索引

付録Web動画一覧
動画-1 トラベクレクトミー(円蓋部基底)の結膜縫合のコツ
動画-2 術中の強膜弁からの房水の過剰濾過に対する自己強膜移植(強度近視眼の症例)
動画-3 選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)
動画-4 円蓋部基底結膜切開と縫合
動画-5 輪部基底結膜切開と縫合
動画-6 エクスプレス
動画-7 強膜開窓術
動画-8 房水漏出点が強膜弁の直上にある場合の対処法
動画-9 眼圧が安定している場合のoverhanging blebの対処法
動画-10 硝子体手術併用バルベルト緑内障インプラント(BGI)毛様体扁平部挿入
動画-11 アーメド緑内障バルブ(AGV)前房挿入
動画-12 トラベクロトミー(耳下側アプローチ)
動画-13 360°スーチャートラベクロトミー変法の実際の手技
動画-14 360°スーチャートラベクロトミー(5-0ナイロン糸の作成)
動画-15 トラベクトーム手術
動画-16 隅角癒着解離術
関連書
  • 商品写真
    ≪眼科臨床エキスパート≫
    All About 原発閉塞隅角緑内障
    シリーズ編集:吉村 長久/後藤 浩/谷原 秀信/天野 史郎 編集:澤口 昭一/谷原 秀信
    定価 16,500円 (本体15,000円+税10%)
    ISBN978-4-260-01959-0
  • 商品写真
    ≪眼科臨床エキスパート≫
    All About 開放隅角緑内障
    シリーズ編集:吉村 長久/後藤 浩/谷原 秀信/天野 史郎 編集:山本 哲也/谷原 秀信
    定価 18,700円 (本体17,000円+税10%)
    ISBN978-4-260-01766-4
  • 商品写真
    眼内腫瘍アトラス
    著:後藤 浩
    定価 13,200円 (本体12,000円+税10%)
    ISBN978-4-260-03892-8