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レジデントのための感染症診療マニュアル


(第3版)

著:青木 眞
  • 判型 A5
  • 頁 1536
  • 発行 2015年03月
  • 定価 10,800円 (本体10,000円+税8%)
  • ISBN978-4-260-02027-5
感染症診療の原則はいつも変わらない、いつも一緒
幅広い読者層に支持されてきた感染症診療のバイブル、待望の第3版。熱・白血球・CRPに依存した感染症診療から自由になるための1冊。第一線で活躍する感染症医の協力を得て、さらに内容が充実。感染症以外の疾患との鑑別など、総合診療にも役立つ。
目 次
第1章 感染症診療の基本原則
 A はじめに基本的な大原則
  1.発熱,CRP・白血球数上昇に対して抗菌薬などを使わない
   (感染症の存在を正確に認知する)
  2.重症度を理解する
  3.各論的に考えよう(問題の臓器・解剖と原因微生物の検討)
  4.やるとなったら治療は徹底的に
  5.回復のペース,パターンを予測する
  6.耐性菌で患者を失うことは少ない
  7.経時的な変化を追う
 B 発熱患者(感染症を疑う患者)に対する診療の進め方
  1.どの臓器・解剖による発熱か?
  2.感染症か? 感染症ならば原因微生物は?
  3.どの感染症治療薬を使うか?
  4.治療効果は何と何で判定するか?
第2章 感染症治療薬の概要
 A 抗菌薬
  1.抗菌薬の種類
  2.抗菌薬の分類
  3.抗菌薬の投与量の調節
  4.抗菌薬の副作用
  5.抗菌薬の予防投与
  6.抗菌薬各論
 B 抗真菌薬
  1.抗真菌薬の分類
  2.抗真菌薬各論
  3.臨床状況による抗真菌薬の使用
  4.併用療法
  5.真菌感染症の研究・評価の難しさ
  6.表在性真菌症(皮膚糸状菌症,白癬)用抗真菌薬
 C 抗ウイルス薬(HIV治療薬を除く)
  1.抗ウイルス薬の分類
  2.抗ウイルス薬各論
 D 抗寄生虫薬
  1.原虫
  2.線虫
  3.吸虫
  4.条虫
第3章 医療関連感染の予防
  1.標準予防策
  2.接触予防策
  3.飛沫予防策
  4.空気予防策
第4章 検体の取り扱いと検査の考え方
 A 検体別の採取法と取り扱い
  1.一般的な注意
  2.菌の種類
  3.検体の種類
  4.感染臓器の種類
 B 検査の基本的な考え方
  1.各検査の概要
  2.穿刺液検査
第5章 特殊な発熱患者へのアプローチ
 A 不明熱
  1.診療のポイント
  2.具体的な検索の進め方
  3.治療
  4.感染症以外の不明熱の原因
  5.特殊な不明熱
  6.再発性の不明熱
  7.原因究明のできない場合
 B 皮疹を伴う発熱患者
  1.最初に検討すべきこと
  2.皮疹を伴う発熱患者の効果的な診療のポイント
  3.各種皮疹とその原因微生物,原因疾患
 C 発熱とリンパ節腫脹
  1.概要
  2.診療の進め方
  3.各種リンパ節腫脹
  4.リンパ節生検
第6章 中枢神経系感染症
 診療のポイント
 A 髄膜炎
  1.診断
  2.治療
  3.脳室内シャントおよび関連器具に伴う髄膜炎
  4.原因微生物別各論
 B 脳膿瘍
  1.疫学・病因・病態など
  2.診断
  3.治療
  4.治療効果の判定
  5.予後
  6.原因微生物別各論
 C 硬膜外膿瘍,硬膜下膿瘍,頭蓋内化膿性血栓性静脈炎
  1.硬膜外膿瘍
  2.硬膜下膿瘍
  3.頭蓋内化膿性血栓性静脈炎
 D 脳炎
  1.診断
  2.治療
  3.治療効果の判定
  4.予後
  5.単純ヘルペス脳炎
  6.日本脳炎
  7.ウエストナイル脳炎
 E 急性顔面神経麻痺と感染症
第7章 呼吸器感染症
 診療のポイント
 A 上気道感染症
  1.急性ウイルス性鼻炎
  2.急性咽頭炎,扁桃腺炎
  3.急性気管支炎
  4.慢性気管支炎の急性増悪
  5.ヘルペス性気管支炎
  6.急性喉頭蓋炎
  7.百日咳
 B 下気道感染症(肺炎)
  1.胸部異常陰影,喀痰の増加,発熱の組み合わせ
  2.原因微生物想定の努力
  3.肺炎の治療
  4.肺炎の改善過程の見守り方,治療効果の判定方法
 C 肺膿瘍を含む亜急性肺病変
  1.空洞性亜急性肺病変
  2.非空洞性亜急性肺病変
 D 胸水,膿胸
  1.病因・病態
  2.診断
  3.治療
第8章 尿路・泌尿器関連感染症
 A 尿路感染症
  1.総論
  2.各論
 B その他の泌尿器関連感染症
第9章 血管内感染症
 A 感染性心内膜炎
 診療のポイント
  1.診断
  2.治療
  3.治療効果の観察
  4.合併症
  5.原因微生物別各論と治療
  6.心内膜炎の予防
 B カテーテル関連感染症,カテーテル関連血流感染症
  1.中心静脈カテーテル関連感染症
 C 特殊な血管内感染症
  1.感染性動脈瘤・感染性動脈内膜炎
  2.人工血管感染症
  3.心筋内膿瘍
  4.心筋炎
第10章 腹部感染症
 A 急性下痢症〔急性(胃)腸炎〕
  1.診断
  2.治療
  3.原因微生物別各論
 B 腹腔内感染症
  1.腹膜炎
第11章 皮膚・軟部組織感染症
 診療のポイント
 A 表面の限局した病変
  1.小水疱を認め滲出液を伴う病変
  2.疱疹(小水疱の集合=ヘルペス)を認める病変
  3.紅斑が広がる病変
  4.膿疱,膿性の滲出液を伴う病変
  5.リンパ節,リンパ管の感染症
 B 深部で急速に進展する病変(皮下組織,筋膜の感染症)
  1.病因・病態
  2.臨床像
  3.診断
  4.治療
  5.特別な菌
 C 既存の皮膚病変・傷害に生じる二次的な感染症
  1.外傷による創感染症
  2.手術部位感染症
 D その他
  1.市中感染型MRSA(CA-MRSA)による軟部組織感染症
  2.免疫不全に伴う軟部組織感染症
第12章 骨髄炎・化膿性関節炎
 A 骨髄炎
  1.総論
  2.各種の骨髄炎
 B 感染性関節炎(化膿性関節炎)
  1.総論
  2.特殊な化膿性関節炎
第13章 眼科関連感染症
  1.眼瞼感染症
  2.結膜感染症
  3.角膜感染症
  4.ぶどう膜炎
  5.眼内炎
  6.涙腺関係感染症
  7.眼窩感染症
  8.HIV感染症と眼科感染症
第14章 頭・頸部感染症
 A 耳・副鼻腔領域感染症
  1.急性中耳炎
  2.滲出性中耳炎
  3.急性乳様突起炎
  4.慢性中耳炎
  5.ICUなどで問題になる経鼻挿管・経管栄養に伴う中耳炎・副鼻腔炎
  6.耳鼻科領域の帯状疱疹
  7.急性副鼻腔炎
  8.慢性副鼻腔炎
  9.外耳道炎
  10.蝸牛~前庭感染症
  11.耳鼻科領域から進展する髄膜周囲,頭蓋内感染症
 B 口腔内・頸部領域感染症
  1.口腔内感染症
  2.歯科領域感染症
  3.唾液腺関係の感染症
  4.頸部感染症
第15章 性感染症
 診療のポイント
  1.男性の尿道炎
  2.精巣上体炎
  3.女性の尿道炎
  4.腟の炎症
  5.子宮頸管炎・子宮頸炎
  6.骨盤内炎症性疾患
  7.外陰部潰瘍性病変
  8.外陰部非潰瘍性病変
  9.皮疹を伴う急性多発性関節炎(播種性淋菌感染症)
  10.咽頭炎
  11.小腸炎,大腸・直腸炎
  12.性暴力(レイプ)被害者の診療
  13.妊婦のスクリーニング
第16章 重要な微生物とその臨床像
 A 黄色ブドウ球菌感染症
  1.細菌学
  2.病態
  3.治療薬
  4.臨床像
  5.MRSAと院内感染症
 B 連鎖球菌感染症(肺炎球菌感染症を含む)
  1.連鎖球菌の分類
  2.化膿性連鎖球菌感染症
  3.Streptococcus agalactiae 感染症
  4.肺炎球菌感染症
 C 腸球菌感染症
  1.細菌学
  2.疫学
  3.病因・病態・病原性
  4.臨床像
  5.耐性
  6.治療
 D 潜在性結核と活動性結核
  1.理解すべき基本的な病態
  2.疫学
  3.診断
  4.治療
  5.治療効果の判定
  6.治療に失敗した場合
  7.再発を認めた場合
  8.HIV感染症と結核
  9.妊娠と結核
  10.腎機能障害・腎不全の場合
  11.臓器別各論
  12.治療薬各論
  13.耐性結核菌
  14.ツベルクリン反応(ツ反)とインターフェロンγ遊離試験
  15.潜在性結核の治療
  16.隔離予防策
 E 非結核性抗酸菌症
  1.概要と診療のポイント
  2.臨床像
  3.代表的非結核性抗酸菌各論
 F カンジダ症
  1.表在性カンジダ症
  2.深在性カンジダ症
  3.Candida の微生物学
 G アスペルギルス症とムーコル症
  1.アスペルギルス症
  2.ムーコル症
第17章 免疫不全と感染症
 診療のポイント
  1.免疫の構成要素・機能とその障害因子
  2.免疫不全の種類と問題となる微生物
  3.免疫低下がみられる種々の臨床状況
  4.各種移植に伴う感染症
  5.免疫不全と胸部異常陰影
第18章 HIV感染症・後天性免疫不全症候群
  1.HIV自体に対する診療
  2.合併症(日和見感染症,腫瘍)の診療
  3.新たな感染源としない努力,工夫
第19章 重症敗血症・敗血症性ショック
  1.敗血症をとりまく各種用語の定義
  2.診療の基本原則
  3.原因となった感染症の診断
  4.抗菌化学療法
  5.血液培養で検出された菌・真菌各論
  6.血液培養で検出された菌・真菌と臨床状況
  7.感染源コントロール
  8.支持療法
第20章 予防接種
 A 基礎的なこと
  1.予防接種のタイプ
  2.成人で考慮すべき予防接種の種類とスケジュール
  3.予防接種の禁忌と副作用
  4.接種の実際
 B 予防接種各論
  1.ウイルス生ワクチン
  2.ウイルス不活化ワクチン
  3.細菌ワクチン
 C 特殊な対象
  1.医療従事者に対する予防接種
  2.糖尿病患者に対する予防接種
  3.腎機能低下症例に対する予防接種
  4.慢性肝疾患症例に対する予防接種
  5.骨髄幹細胞移植症例に対する予防接種
  6.固形臓器移植症例に対する予防接種
  7.悪性腫瘍症例に対する予防接種
  8.ステロイド使用例,解剖学的・機能的無脾症に対する予防接種
  9.妊娠と予防接種
  10.HIV感染症と予防接種
  11.ヒトパピローマウイルス感染症と予防接種
  12.海外渡航と予防接種
第21章 旅行・熱帯
 A 海外渡航歴がある患者に対する診察
 B 代表的な症状
  1.発熱
  2.下痢
  3.動物咬傷
  4.皮疹

あとがき
欧文索引
和文索引
処方例索引
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