医学界新聞

2013.05.06

『臨床整形外科』最優秀論文賞2012発表


岡田英次朗氏
 『臨床整形外科』最優秀論文賞の第1回受賞論文が決まった。

 本賞は,昨年1年間(2012年,47巻)に掲載された投稿論文を対象に,編集委員会による審査のもと,整形外科領域に関する独創的で優れた論文に贈られる。今回受賞したのは岡田英次朗氏(慶大整形外科)ほかによる「思春期特発性側弯症Lenke type5カーブに対する後方矯正固定術における固定範囲短縮の試み」[臨床整形外科47(7):613-618,2012]。

 本研究は思春期特発性側弯症 Lenke分類type5カーブに対する椎弓根スクリューを用いた後方矯正固定術において,固定範囲の短縮が可能かどうかを検討したものだ。編集委員会は,本論文について「後方アプローチの持つ問題点や費用対効果に対する一つの解決策を提示していると同時に,study designの問題も提示している」と評価した。

 『臨床整形外科』誌では本年も,48巻1-12号(2013年)に掲載の投稿論文を対象に『臨床整形外科』最優秀論文賞2013を選定する。

*本論文は,13年4月1日から14年3月31日まで1年間,医学・看護の電子ジャーナルサイトMedicalFinder内下記URLにおいて無料でご覧になれます。
URL=http://medicalfinder.jp/ejournal/1408102388.html

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