医学界新聞

連載

2013.01.21

PHOTO LETTER

07:内戦に巻き込まれるシリアの市民

武力紛争,天災,貧困など
苦境に立つ人々に医療を提供する国境なき医師団。
その活動地域は,世界70か国にも及ぶ。
このコーナーでは,各地域から届いた活動の便りを紹介する。

文・写真=国境なき医師団日本


3004号よりつづく

内戦が長期化し,医療施設が反政府側の弾圧に利用されているシリア。国境なき医師団(MSF)は政府に対して活動認可を求め続けるも,認可を得るには至っていないのが現状だ。そのような中,MSFは2012年6月に病院開設に踏み切り,同年12月時点で4か所において,民間人を含むすべての紛争被災者に,いずれの側かを問わず治療を提供している。冬を迎え,高齢者や子どもたちはさらに過酷な状態に置かれている。

つづく

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