第20回「理学療法ジャーナル賞」
2009.06.29
第20回「理学療法ジャーナル賞」
第20回「理学療法ジャーナル賞」授賞式が,4月18日,医学書院会議室にて開かれた。「理学療法ジャーナル賞」は,『理学療法ジャーナル』誌に1年間に掲載された投稿論文の中から優秀論文を編集委員会が顕彰し,理学療法士の研究活動を奨励するもの。昨年(2008年)は,総投稿数125本のうち18本が掲載となり,下記3論文が第20回「理学療法ジャーナル賞」に選ばれた(入賞論文は該当なし)。
〔準入賞〕
1)西村由香・他(北海道文教大人間科学部理学療法学科)「高齢遺体の肩関節包内滑膜の変化と関節軟骨の変化およびその関係」(第42巻1号掲載)
2)桑田稔丈・他(熊本機能病院総合リハビリテーション部)「回復期リハビリテーション病棟における脳卒中クリティカルパスの入院1か月時点での達成目標」(同2号掲載)
〔奨励賞〕
山田 実・他(坂田整形外科リハビリテーション)「Dual-taskバランストレーニングには転倒予防効果があるのか?――地域在住高齢者における検討」(同5号掲載)
授賞式では,医学書院金原優社長から賞状・賞金が受賞者に手渡された。編集委員の鶴見隆正氏(神奈川県立保健福祉大)は,「3名の先生方の論文には臨床活動のなかに生じたさまざまな現象に対する疑問や気づきを探究しようとするリサーチマインドが込められており,日々のひた向きな臨床への取り組みが伝わってきた」と選出に至った経緯を述べた。
『理学療法ジャーナル』誌では,本年も掲載された投稿論文のなかから第21回理学療法ジャーナル賞を選考する。投稿先,投稿規定については,『理学療法ジャーナル』投稿規定を参照のこと。
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