看護診断ハンドブック 第11版
臨床で活用できる看護診断の解説書、待望の改訂版!
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リンダ J. カルペニート著『Handbook of Nursing Diagnosis 15th ed.』の翻訳書改訂11版。NANDA-I看護診断および原著者が有用と考える看護診断の基本情報(定義、診断指標、関連因子)、NOC(看護成果分類)、NIC(看護介入分類)、さらに具体的な看護介入まで示した書。似たような看護診断の使い分けや、臨床での使い方なども解説。臨床でいかに活用し、看護介入につなげるかまでがわかる。
著 | リンダ J. カルペニート |
---|---|
監訳 | 黒江 ゆり子 |
発行 | 2018年03月判型:A5変頁:908 |
ISBN | 978-4-260-03451-7 |
定価 | 4,180円 (本体3,800円+税) |
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監訳者まえがき(黒江ゆり子)/まえがき(Lynda Juall Carpenito)
監訳者まえがき
私たち看護職は,人々の健康の質を高めるために,健康にかかわる諸事象を看護学的に的確に判断し,最良のケアを提供する責務がある。その判断は,きわめて短時間で迫られる場合もあれば,人生観にかかわる事柄のように時間をかけることが重要となることもある。いずれの場合も,諸事象をどのように見きわめ判断するかは,看護実践の質に繋がり,看護過程の中核となる。そのため,1984年に訳出した看護過程に関するH. ユラとB. ウオルシュの書籍『看護過程─ナーシング・プロセス(アセスメント・計画立案・実施・評価)』(医学書院)は,わが国で初めて看護過程を体系的に紹介したものであったが,この書籍にはすでに看護診断の経緯と定義等が盛り込まれていた。その後,看護診断は看護過程の中にしっかりと位置づくのである。
看護診断の考え方は,今から40年以上もさかのぼる1970年代から始まっている。社会および医療におけるIT化が躍進し,看護がどのような責任を果たすかを明確に提示するために看護診断分類が推進された。1973年には第1回全米看護診断分類会議が開催され,1982年には北米看護診断協会(NANDA)の設立に至った。1990年代以降は大きく発展し,日本看護診断学会の前身である日本看護診断研究会第1回学術集会が開催されたのも1991年のことである。2002年には国際的な組織NANDAインターナショナル(NANDA-I)へと発展し現在に至る。
NANDA設立の初期は,看護理論家会議を背景に,看護診断において人間をどのような存在として捉えるかという理論的基盤が加味されていた。それが,M. ロジャーズらの「ユニタリー・ヒューマンビーイングズ」の考え方であり,人間は,開放系として環境との相互作用をもつ4次元の存在として示された。相互作用(交換・伝達・関係),行為(価値・選択・運動),心の動き(知覚・理解・感情)という3つの特性と9つの「人間の反応パターン」をもつ人間を明快に描いた理論的基盤であり,この意義深い考えのもとで分類が推進された。
本書は,『Handbook of Nursing Diagnosis』の訳書である。著者であるL. J. カルペニートは,1980年代から看護診断とその臨床的活用に向けて取り組み,1994年にセントルイスで開催された看護診断に関するカルペニートの研修会に参加した私は,看護診断は臨床における活用が重要であり,それは最良のケアに繋がるとの彼女の考えに深く頷かされた。看護実践の質向上に寄与する看護診断およびその診断のもとで実践すべき看護ケアについて,本書では体系的に記述している。1985年に初版が出版され,貴重な書として第15版を迎えている。
看護診断名とともに看護ケアが具現化に向けて示されており,さらに臨床で活用するときに留意すべきこととして「CARPENITO MEMO」が加えられている。臨床において看護を実践している看護職のみなさまには,ベッドサイドで根拠のある看護ケアを考え,実施することができる活用しやすい構成となっている。また,看護学を学んでいる学生のみなさまには,看護診断や共同問題とともに,病態生理学的理解を深めることができるように構成されており,多彩に活用いただけると思う。
本書がみなさまの日々の看護活動の一助となれば幸いである。
最後に,本書の出版に際してご尽力いただいた医学書院の木下和治氏に,感謝申し上げたい。
2017年12月
訳者を代表して 黒江ゆり子
まえがき
数多くの看護職,そしておそらく教員が看護診断の有用性について疑問をもっていることであろう。残念なことに,看護診断はいまだに伝統的なケアプランニングと結びついている。このような結びつきを解き放ち,その両者がそれぞれ機能を果たすときが来ている。看護診断は,医学診断が医師にとって必須であるのと同様に,看護職にとって必須のものであり,看護のサイエンスとアートを明らかにする。また,看護診断は,論文や研究で得た知識と看護職のマインドのなかにある知識を体系化することに役立つ。看護診断の分類法の重要性を見過ごしてはならない。看護診断に熟達した看護職は,クライアントの怒りの理由について,たとえば,不安や悲しみ,あるいは無力感やスピリチュアルな苦悩などを予測することができる。もし,看護診断の知識がなければ,そのクライアントは,ただ怒っているということになる。
看護基礎教育で教えられるケアプランニング(ケア計画立案)は,学問的な演習としての学びである。これは,間違ってはいない。しかしながら,この学問的演習としてのケアプランは,学年が進むにしたがって,臨床的に有用なプランに変換されていかなければならない。学生は,ケアプランを創るというより,むしろ標準的なケアプランを活用するであろう。複数の書籍からコピーすることは,看護診断や批判的分析に関する自らの知識を高めることにはならない。学生は,標準的な記録(電子的あるいは印刷物)から学習を始めるが,自分が担当するクライアントのケアを通して得た個別のデータに基づいて,記録を修正する。たとえば,それぞれの学生は,腹部の手術を受けるクライアントのために,まず,標準的ケアプランを立てるであろう。その個人が,糖尿病を合併していれば,「低血糖/高血糖の合併症リスク状態」が共同問題として加えられ,継続観察(モニタリング)の必要性が示される。また,その個人の手術は,自動車事故に伴う緊急手術であり,その事故で妻を亡くしているとすれば,〈悲嘆〉が看護診断として加えられるであろう。
教員,看護師長,看護管理者,および看護師はそれぞれ自らの役割を果たす必要がある。変化は必然的なものであり,医学がそうであるように,看護は,看護における記録の必要条件を決定する権利を守らなくてはならない。もし,看護がこれまでと同様の仕事を続けるのであれば,私たちが求める看護,すなわち,クライアントが必要とする看護は存在しなくなるであろう。
特定のケア/介入の目標からもわかるように,この『看護診断ハンドブック』は,看護実践に焦点をおいており,創造的な臨床看護実践に繋がるようにデザインされた凝縮的で体系化されたアウトラインを提供する。これは,看護のテキストブックを置き換えるためのものではなく,文献レビューに十分な時間を費やすことのできないなかで,必要な情報収集を行いながら多様な状況のなかで実践している看護職のためのものである。学生にとっては,自分たちの理論的知識を臨床実践に応用するときの支えとなるであろう。また,経験豊富な看護職にとっては,過去の学びを思い起こし,これまでは無視をしたり,気づかなかったりした臨床状況に介入することに役立つであろう。
本書第15版は,4部で構成されている。第I部は,筆者のコメント(CARPENITO MEMO)と看護介入を含めて看護診断を提示している。第II部は,ヘルスプロモーション型看護診断に焦点をおいている。第III部は,この版で新たに加えた共同問題マニュアルであり,看護職がモニタリング(継続観察)を行うことで状態の変化や発症を見つけなければならない特定の身体的合併症を提示している。第IV部は,看護診断分類/クラスターのアイデアを紹介している。医学的状態の例を示し,その共同問題と看護診断を提示している。
Lynda Juall Carpenito, RN, MSN, CRNP
監訳者まえがき
私たち看護職は,人々の健康の質を高めるために,健康にかかわる諸事象を看護学的に的確に判断し,最良のケアを提供する責務がある。その判断は,きわめて短時間で迫られる場合もあれば,人生観にかかわる事柄のように時間をかけることが重要となることもある。いずれの場合も,諸事象をどのように見きわめ判断するかは,看護実践の質に繋がり,看護過程の中核となる。そのため,1984年に訳出した看護過程に関するH. ユラとB. ウオルシュの書籍『看護過程─ナーシング・プロセス(アセスメント・計画立案・実施・評価)』(医学書院)は,わが国で初めて看護過程を体系的に紹介したものであったが,この書籍にはすでに看護診断の経緯と定義等が盛り込まれていた。その後,看護診断は看護過程の中にしっかりと位置づくのである。
看護診断の考え方は,今から40年以上もさかのぼる1970年代から始まっている。社会および医療におけるIT化が躍進し,看護がどのような責任を果たすかを明確に提示するために看護診断分類が推進された。1973年には第1回全米看護診断分類会議が開催され,1982年には北米看護診断協会(NANDA)の設立に至った。1990年代以降は大きく発展し,日本看護診断学会の前身である日本看護診断研究会第1回学術集会が開催されたのも1991年のことである。2002年には国際的な組織NANDAインターナショナル(NANDA-I)へと発展し現在に至る。
NANDA設立の初期は,看護理論家会議を背景に,看護診断において人間をどのような存在として捉えるかという理論的基盤が加味されていた。それが,M. ロジャーズらの「ユニタリー・ヒューマンビーイングズ」の考え方であり,人間は,開放系として環境との相互作用をもつ4次元の存在として示された。相互作用(交換・伝達・関係),行為(価値・選択・運動),心の動き(知覚・理解・感情)という3つの特性と9つの「人間の反応パターン」をもつ人間を明快に描いた理論的基盤であり,この意義深い考えのもとで分類が推進された。
本書は,『Handbook of Nursing Diagnosis』の訳書である。著者であるL. J. カルペニートは,1980年代から看護診断とその臨床的活用に向けて取り組み,1994年にセントルイスで開催された看護診断に関するカルペニートの研修会に参加した私は,看護診断は臨床における活用が重要であり,それは最良のケアに繋がるとの彼女の考えに深く頷かされた。看護実践の質向上に寄与する看護診断およびその診断のもとで実践すべき看護ケアについて,本書では体系的に記述している。1985年に初版が出版され,貴重な書として第15版を迎えている。
看護診断名とともに看護ケアが具現化に向けて示されており,さらに臨床で活用するときに留意すべきこととして「CARPENITO MEMO」が加えられている。臨床において看護を実践している看護職のみなさまには,ベッドサイドで根拠のある看護ケアを考え,実施することができる活用しやすい構成となっている。また,看護学を学んでいる学生のみなさまには,看護診断や共同問題とともに,病態生理学的理解を深めることができるように構成されており,多彩に活用いただけると思う。
本書がみなさまの日々の看護活動の一助となれば幸いである。
最後に,本書の出版に際してご尽力いただいた医学書院の木下和治氏に,感謝申し上げたい。
2017年12月
訳者を代表して 黒江ゆり子
まえがき
数多くの看護職,そしておそらく教員が看護診断の有用性について疑問をもっていることであろう。残念なことに,看護診断はいまだに伝統的なケアプランニングと結びついている。このような結びつきを解き放ち,その両者がそれぞれ機能を果たすときが来ている。看護診断は,医学診断が医師にとって必須であるのと同様に,看護職にとって必須のものであり,看護のサイエンスとアートを明らかにする。また,看護診断は,論文や研究で得た知識と看護職のマインドのなかにある知識を体系化することに役立つ。看護診断の分類法の重要性を見過ごしてはならない。看護診断に熟達した看護職は,クライアントの怒りの理由について,たとえば,不安や悲しみ,あるいは無力感やスピリチュアルな苦悩などを予測することができる。もし,看護診断の知識がなければ,そのクライアントは,ただ怒っているということになる。
看護基礎教育で教えられるケアプランニング(ケア計画立案)は,学問的な演習としての学びである。これは,間違ってはいない。しかしながら,この学問的演習としてのケアプランは,学年が進むにしたがって,臨床的に有用なプランに変換されていかなければならない。学生は,ケアプランを創るというより,むしろ標準的なケアプランを活用するであろう。複数の書籍からコピーすることは,看護診断や批判的分析に関する自らの知識を高めることにはならない。学生は,標準的な記録(電子的あるいは印刷物)から学習を始めるが,自分が担当するクライアントのケアを通して得た個別のデータに基づいて,記録を修正する。たとえば,それぞれの学生は,腹部の手術を受けるクライアントのために,まず,標準的ケアプランを立てるであろう。その個人が,糖尿病を合併していれば,「低血糖/高血糖の合併症リスク状態」が共同問題として加えられ,継続観察(モニタリング)の必要性が示される。また,その個人の手術は,自動車事故に伴う緊急手術であり,その事故で妻を亡くしているとすれば,〈悲嘆〉が看護診断として加えられるであろう。
教員,看護師長,看護管理者,および看護師はそれぞれ自らの役割を果たす必要がある。変化は必然的なものであり,医学がそうであるように,看護は,看護における記録の必要条件を決定する権利を守らなくてはならない。もし,看護がこれまでと同様の仕事を続けるのであれば,私たちが求める看護,すなわち,クライアントが必要とする看護は存在しなくなるであろう。
特定のケア/介入の目標からもわかるように,この『看護診断ハンドブック』は,看護実践に焦点をおいており,創造的な臨床看護実践に繋がるようにデザインされた凝縮的で体系化されたアウトラインを提供する。これは,看護のテキストブックを置き換えるためのものではなく,文献レビューに十分な時間を費やすことのできないなかで,必要な情報収集を行いながら多様な状況のなかで実践している看護職のためのものである。学生にとっては,自分たちの理論的知識を臨床実践に応用するときの支えとなるであろう。また,経験豊富な看護職にとっては,過去の学びを思い起こし,これまでは無視をしたり,気づかなかったりした臨床状況に介入することに役立つであろう。
本書第15版は,4部で構成されている。第I部は,筆者のコメント(CARPENITO MEMO)と看護介入を含めて看護診断を提示している。第II部は,ヘルスプロモーション型看護診断に焦点をおいている。第III部は,この版で新たに加えた共同問題マニュアルであり,看護職がモニタリング(継続観察)を行うことで状態の変化や発症を見つけなければならない特定の身体的合併症を提示している。第IV部は,看護診断分類/クラスターのアイデアを紹介している。医学的状態の例を示し,その共同問題と看護診断を提示している。
Lynda Juall Carpenito, RN, MSN, CRNP
目次
開く
序説
第I部 看護診断
1 健康知覚─健康管理パターン
汚染:個人
汚染:家族
コミュニティヘルス不足
リスク傾斜健康行動
非効果的健康維持
非効果的健康管理
身体損傷リスク状態
ノンコンプライアンス
肥満
術後回復遅延
2 栄養─代謝パターン
ヨード造影剤有害作用リスク状態
アレルギー反応リスク状態
血糖不安定リスク状態
非効果的母乳栄養
母乳栄養中断
母乳分泌不足
電解質平衡異常リスク状態
体液量不足
体液量過剰
体液量平衡異常リスク状態
感染リスク状態
感染仲介リスク状態
新生児黄疸
ラテックスアレルギー反応
栄養摂取消費バランス異常:必要量以下
非効果的抵抗力
3 排泄パターン
便失禁
下痢
消化管運動機能障害
排尿障害
4 活動─運動パターン
活動耐性低下
非効果的行動計画
出血リスク状態
心拍出量減少
不使用性シンドロームリスク状態
気分転換活動不足
家事家政障害
乳児行動統合障害
頭蓋内許容量減少
坐位中心ライフスタイル
肝機能障害リスク状態
身体可動性障害
非効果的呼吸機能リスク状態
セルフケア不足シンドローム
ショックリスク状態
乳児突然死症候群リスク状態
非効果的組織循環
血管外傷リスク状態
5 睡眠─休息パターン
睡眠パターン混乱
6 認知─知覚パターン
安楽障害
急性混乱
慢性混乱
意思決定葛藤
自律神経反射異常亢進
知識不足
記憶障害
半側無視
7 自己知覚パターン
不安
恐怖
絶望感
人間の尊厳毀損リスク状態
セルフネグレクト
無力感
自己概念混乱
8 役割─関係パターン
非効果的出産育児行動
コミュニケーション障害
家族機能破綻
悲嘆
ペアレンティング障害
非効果的パートナーシップ
非効果的役割遂行
社会的孤立
慢性悲哀
9 セクシュアリティ─生殖パターン
母親/胎児二者関係混乱リスク状態
非効果的セクシュアリティパターン
10 コーピング─ストレス耐性パターン
介護者役割緊張
家族コーピング妥協化
家族コーピング無力化
非効果的コーピング
非効果的地域社会コーピング
心的外傷後シンドローム
移転ストレス(シンドローム)
レジリエンス障害
レジリエンス障害リスク状態
自己損傷リスク状態
ストレス過剰負荷
11 価値─信念パターン
道徳的苦悩
スピリチュアルペイン
第II部 ヘルスプロモーション型看護診断
1 健康知覚─健康管理パターン
健康管理促進準備状態
2 栄養─代謝パターン
母乳栄養促進準備状態
体液量平衡促進準備状態
栄養促進準備状態
3 排泄パターン
排尿促進準備状態
4 活動─運動パターン
乳児行動統合促進準備状態
セルフケア促進準備状態
5 睡眠─休息パターン
睡眠促進準備状態
6 認知─知覚パターン
安楽促進準備状態
解放的意思決定促進準備状態
意思決定促進準備状態
知識獲得促進準備状態(特定の)
7 自己知覚パターン
希望促進準備状態
パワー促進準備状態
自己概念促進準備状態
8 役割─関係パターン
コミュニケーション促進準備状態
家族機能促進準備状態
ペアレンティング促進準備状態
パートナーシップ促進準備状態
9 セクシュアリティ─生殖パターン
出産育児行動促進準備状態
10 コーピング─ストレス耐性パターン
コーピング促進準備状態
地域社会コーピング促進準備状態
スピリチュアルウエルビーイング促進準備状態
家族コーピング促進準備状態
レジリエンス促進準備状態
11 価値─信念パターン
信仰心促進準備状態
第III部 共同問題
心臓/血管/呼吸器系
心臓/血管/呼吸機能障害の合併症リスク状態
腎/泌尿器系
急性尿閉の合併症リスク状態
腎機能障害/腎不全の合併症リスク状態
消化管系
消化管出血の合併症リスク状態
麻痺性イレウスの合併症リスク状態
第IV部 診断クラスター 看護診断と共同問題を伴う医学的問題
付録
付録A 個人/家族がより健康的なアウトカムに向けて関与していくための方略
付録B 院内で起こりうる状態を予防するためのハイリスクアセスメントツール
文献
索引
第I部 看護診断
1 健康知覚─健康管理パターン
汚染:個人
汚染:家族
コミュニティヘルス不足
リスク傾斜健康行動
非効果的健康維持
非効果的健康管理
身体損傷リスク状態
ノンコンプライアンス
肥満
術後回復遅延
2 栄養─代謝パターン
ヨード造影剤有害作用リスク状態
アレルギー反応リスク状態
血糖不安定リスク状態
非効果的母乳栄養
母乳栄養中断
母乳分泌不足
電解質平衡異常リスク状態
体液量不足
体液量過剰
体液量平衡異常リスク状態
感染リスク状態
感染仲介リスク状態
新生児黄疸
ラテックスアレルギー反応
栄養摂取消費バランス異常:必要量以下
非効果的抵抗力
3 排泄パターン
便失禁
下痢
消化管運動機能障害
排尿障害
4 活動─運動パターン
活動耐性低下
非効果的行動計画
出血リスク状態
心拍出量減少
不使用性シンドロームリスク状態
気分転換活動不足
家事家政障害
乳児行動統合障害
頭蓋内許容量減少
坐位中心ライフスタイル
肝機能障害リスク状態
身体可動性障害
非効果的呼吸機能リスク状態
セルフケア不足シンドローム
ショックリスク状態
乳児突然死症候群リスク状態
非効果的組織循環
血管外傷リスク状態
5 睡眠─休息パターン
睡眠パターン混乱
6 認知─知覚パターン
安楽障害
急性混乱
慢性混乱
意思決定葛藤
自律神経反射異常亢進
知識不足
記憶障害
半側無視
7 自己知覚パターン
不安
恐怖
絶望感
人間の尊厳毀損リスク状態
セルフネグレクト
無力感
自己概念混乱
8 役割─関係パターン
非効果的出産育児行動
コミュニケーション障害
家族機能破綻
悲嘆
ペアレンティング障害
非効果的パートナーシップ
非効果的役割遂行
社会的孤立
慢性悲哀
9 セクシュアリティ─生殖パターン
母親/胎児二者関係混乱リスク状態
非効果的セクシュアリティパターン
10 コーピング─ストレス耐性パターン
介護者役割緊張
家族コーピング妥協化
家族コーピング無力化
非効果的コーピング
非効果的地域社会コーピング
心的外傷後シンドローム
移転ストレス(シンドローム)
レジリエンス障害
レジリエンス障害リスク状態
自己損傷リスク状態
ストレス過剰負荷
11 価値─信念パターン
道徳的苦悩
スピリチュアルペイン
第II部 ヘルスプロモーション型看護診断
1 健康知覚─健康管理パターン
健康管理促進準備状態
2 栄養─代謝パターン
母乳栄養促進準備状態
体液量平衡促進準備状態
栄養促進準備状態
3 排泄パターン
排尿促進準備状態
4 活動─運動パターン
乳児行動統合促進準備状態
セルフケア促進準備状態
5 睡眠─休息パターン
睡眠促進準備状態
6 認知─知覚パターン
安楽促進準備状態
解放的意思決定促進準備状態
意思決定促進準備状態
知識獲得促進準備状態(特定の)
7 自己知覚パターン
希望促進準備状態
パワー促進準備状態
自己概念促進準備状態
8 役割─関係パターン
コミュニケーション促進準備状態
家族機能促進準備状態
ペアレンティング促進準備状態
パートナーシップ促進準備状態
9 セクシュアリティ─生殖パターン
出産育児行動促進準備状態
10 コーピング─ストレス耐性パターン
コーピング促進準備状態
地域社会コーピング促進準備状態
スピリチュアルウエルビーイング促進準備状態
家族コーピング促進準備状態
レジリエンス促進準備状態
11 価値─信念パターン
信仰心促進準備状態
第III部 共同問題
心臓/血管/呼吸器系
心臓/血管/呼吸機能障害の合併症リスク状態
腎/泌尿器系
急性尿閉の合併症リスク状態
腎機能障害/腎不全の合併症リスク状態
消化管系
消化管出血の合併症リスク状態
麻痺性イレウスの合併症リスク状態
第IV部 診断クラスター 看護診断と共同問題を伴う医学的問題
付録
付録A 個人/家族がより健康的なアウトカムに向けて関与していくための方略
付録B 院内で起こりうる状態を予防するためのハイリスクアセスメントツール
文献
索引
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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。
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