成人看護学[7]
脳・神経 第14版
本書の特長
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●序章では、導入として、学生が患者のイメージをつかむことができるよう脳卒中の事例を取り上げたほか、本書の構成を一覧できる図を設けました。
●全体として最新の知見を反映することはもちろん、解剖や病態、治療、看護についての図も相当数を新規に作成し、より理解が深まるよう工夫をこらしました。
●医学領域については、よりわかりやすい、懇切な解説を目ざし、とくに第5章を書き改めました。
●看護領域については、とくに第6章の各項の「アセスメント」を、定性・定量という観点をふまえて充実させるなど、卒業後も臨床の現場で実際に役だつ内容としました。
●治療薬・治療法など、医学領域と看護領域に分散していた情報を再構成し、特定のところでまとめて学習できるように編集しました。
●本文以外に、コラム(NOTE)や脚注、「関連する看護技術」を充実させました。
*「系統看護学講座」は2018年版より新デザインとなりました。
*「系統看護学講座/系看」は株式会社医学書院の登録商標です。
*「系統看護学講座/系看」は株式会社医学書院の登録商標です。
シリーズ | 系統看護学講座 |
---|---|
著 | 井手 隆文 / 竹村 信彦 / 寺尾 安生 / 岩崎 美和 / 森 綾乃 / 木村 敬子 / 向山 和加乃 |
発行 | 2016年01月判型:B5頁:424 |
ISBN | 978-4-260-02190-6 |
定価 | 2,640円 (本体2,400円+税) |
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序文
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はしがき
発刊の趣旨
1967年から1968年にかけて行われた看護学校教育課程の改正に伴って,新しく「成人看護学」という科目が設けられた。
本教科のねらいとするところは,「看護の基礎理論としての知識・技術・態度を理解し,これを応用することによって,病気を持つ人の世話あるいは健康の維持・増進を実践・指導し,看護の対象であるあらゆる人の,あらゆる状態に対応していくことができる」という,看護の基本的な理念を土台として,「成人」という枠組みの対象に対する看護を学ぶことにある。
したがって,看護を,従来のように診療における看護といった狭い立場からではなく,保健医療という幅広い視野のなかで健康の保持・増進という視点においてとらえ,一方,疾患を持った患者に対しては,それぞれの患者が最も必要としている援助を行うという看護本来のあり方に立脚して学習しなければならない。
本書「成人看護学」は,以上のような考え方を基礎として編集されたものである。
まず「成人看護学総論」においては,成人各期の特徴を学び,対象である成人が,どのような状態のもとで正常から異常へと移行していくのか,またそれを予防し健康を維持していくためには,いかなる方策が必要であるかを学習し,成人の全体像と成人看護の特質をつかむことをねらいとしている。
以下,「成人看護学」の各巻においては,成人というものの概念を把握したうえで,人間の各臓器に身体的あるいは精神的な障害がおこった場合に,その患者がいかなる状態におかれるかを理解し,そのときの患者のニードを満たすためにはどのようにすればよいかを,それぞれの系統にそって学習することをねらいとしている。
したがって,「成人看護学」の学習にあたっては,従来のように診療科別に疾病に関する知識を断片的に習得するのではなく,種々の障害をあわせ持つ可能性のある1人ひとりの人間,すなわち看護の対象としての人間のあらゆる変化に対応できる知識・技術・態度を学びとっていただきたい。
このような意味において,学習者は対象の健康生活上の目標達成のために,より有効な援助ができるような知識・技術を養い,つねに研鑽を続けていかなければならない。
以上の趣旨のもとに,金子光・小林冨美栄・大塚寛子によって編集された「成人看護学」であるが,日進月歩をとげる医療のなかで,本書が看護学の確立に向けて役だつことを期待するものである。
カリキュラムの改正
わが国の看護・医療を取り巻く環境は,急速な少子高齢化の進展や,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,医療技術の進歩,看護業務の複雑・多様化,医療安全に関する意識の向上など,大きく変化してきた。それに対応するために,看護教育のカリキュラムは,1967~1968年の改正ののち,1989年に全面的な改正が行われ,1996年には3年課程,1998年には2年課程が改正された。さらに2008年にも大きく改正され,看護基礎教育の充実がはかられるとともに,臨床実践能力の強化が盛り込まれている。
改訂の趣旨
今回の「成人看護学」の改訂では,カリキュラム改正の意図を吟味するとともに,1999年に発表され,直近では2013年に改定された「看護師国家試験出題基準」の内容をも視野に入れ,内容の刷新・強化をはかった。また,日々変化する実際の臨床に即し,各系統において統合的・発展的な学習がともに可能となるように配慮した。
序章「この本で学ぶこと」は,今改訂で新設された。冒頭の事例により,これから学ぶ疾患をかかえた患者の姿をイメージするとともに,本書で扱われている内容およびそれぞれの項目どうしの関係性が一見して把握できるように「本書の構成マップ」を設けた。
第1章「脳・神経の看護を学ぶにあたって」では,系統別の医療の動向と看護を概観したあと,患者の身体的,心理・社会的特徴を明確にし,看護上の問題とその特質に基づいて,看護の目的と機能が具体的に示されている。
第2~5章では,疾患とその医学的対応という視点から,看護の展開に必要とされる医学的な基礎知識が選択的に示されている。既習知識の統合化と臨床医学の系統的な学習のために,最新の知見に基づいて解説されている。
第6章「患者の看護」では,第1~5章の学習に基づいて,経過別,症状別,治療・処置別,疾患別に看護の実際が提示されている。これらを看護過程に基づいて展開することにより,患者の有する問題が論理的・総合的に理解できるように配慮されている。
第7章「事例による看護過程の展開」では,1~3つの事例を取り上げ,看護過程に基づいて看護の実際を展開している。患者の有するさまざまな問題を提示し,看護の広がりと問題解決の過程を具体的に学習できるようにしている。
また,巻末には適宜付録を設け,各系統別に必要となる知識を整理し,学習の利便性の向上をはかった。
今回の改訂によって看護の学習がより効果的に行われ,看護実践能力の向上,ひいては看護の質的向上に資することを切に望むものである。ご活用いただき,読者の皆さんの忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
2015年11月
著者ら
発刊の趣旨
1967年から1968年にかけて行われた看護学校教育課程の改正に伴って,新しく「成人看護学」という科目が設けられた。
本教科のねらいとするところは,「看護の基礎理論としての知識・技術・態度を理解し,これを応用することによって,病気を持つ人の世話あるいは健康の維持・増進を実践・指導し,看護の対象であるあらゆる人の,あらゆる状態に対応していくことができる」という,看護の基本的な理念を土台として,「成人」という枠組みの対象に対する看護を学ぶことにある。
したがって,看護を,従来のように診療における看護といった狭い立場からではなく,保健医療という幅広い視野のなかで健康の保持・増進という視点においてとらえ,一方,疾患を持った患者に対しては,それぞれの患者が最も必要としている援助を行うという看護本来のあり方に立脚して学習しなければならない。
本書「成人看護学」は,以上のような考え方を基礎として編集されたものである。
まず「成人看護学総論」においては,成人各期の特徴を学び,対象である成人が,どのような状態のもとで正常から異常へと移行していくのか,またそれを予防し健康を維持していくためには,いかなる方策が必要であるかを学習し,成人の全体像と成人看護の特質をつかむことをねらいとしている。
以下,「成人看護学」の各巻においては,成人というものの概念を把握したうえで,人間の各臓器に身体的あるいは精神的な障害がおこった場合に,その患者がいかなる状態におかれるかを理解し,そのときの患者のニードを満たすためにはどのようにすればよいかを,それぞれの系統にそって学習することをねらいとしている。
したがって,「成人看護学」の学習にあたっては,従来のように診療科別に疾病に関する知識を断片的に習得するのではなく,種々の障害をあわせ持つ可能性のある1人ひとりの人間,すなわち看護の対象としての人間のあらゆる変化に対応できる知識・技術・態度を学びとっていただきたい。
このような意味において,学習者は対象の健康生活上の目標達成のために,より有効な援助ができるような知識・技術を養い,つねに研鑽を続けていかなければならない。
以上の趣旨のもとに,金子光・小林冨美栄・大塚寛子によって編集された「成人看護学」であるが,日進月歩をとげる医療のなかで,本書が看護学の確立に向けて役だつことを期待するものである。
カリキュラムの改正
わが国の看護・医療を取り巻く環境は,急速な少子高齢化の進展や,慢性疾患の増加などの疾病構造の変化,医療技術の進歩,看護業務の複雑・多様化,医療安全に関する意識の向上など,大きく変化してきた。それに対応するために,看護教育のカリキュラムは,1967~1968年の改正ののち,1989年に全面的な改正が行われ,1996年には3年課程,1998年には2年課程が改正された。さらに2008年にも大きく改正され,看護基礎教育の充実がはかられるとともに,臨床実践能力の強化が盛り込まれている。
改訂の趣旨
今回の「成人看護学」の改訂では,カリキュラム改正の意図を吟味するとともに,1999年に発表され,直近では2013年に改定された「看護師国家試験出題基準」の内容をも視野に入れ,内容の刷新・強化をはかった。また,日々変化する実際の臨床に即し,各系統において統合的・発展的な学習がともに可能となるように配慮した。
序章「この本で学ぶこと」は,今改訂で新設された。冒頭の事例により,これから学ぶ疾患をかかえた患者の姿をイメージするとともに,本書で扱われている内容およびそれぞれの項目どうしの関係性が一見して把握できるように「本書の構成マップ」を設けた。
第1章「脳・神経の看護を学ぶにあたって」では,系統別の医療の動向と看護を概観したあと,患者の身体的,心理・社会的特徴を明確にし,看護上の問題とその特質に基づいて,看護の目的と機能が具体的に示されている。
第2~5章では,疾患とその医学的対応という視点から,看護の展開に必要とされる医学的な基礎知識が選択的に示されている。既習知識の統合化と臨床医学の系統的な学習のために,最新の知見に基づいて解説されている。
第6章「患者の看護」では,第1~5章の学習に基づいて,経過別,症状別,治療・処置別,疾患別に看護の実際が提示されている。これらを看護過程に基づいて展開することにより,患者の有する問題が論理的・総合的に理解できるように配慮されている。
第7章「事例による看護過程の展開」では,1~3つの事例を取り上げ,看護過程に基づいて看護の実際を展開している。患者の有するさまざまな問題を提示し,看護の広がりと問題解決の過程を具体的に学習できるようにしている。
また,巻末には適宜付録を設け,各系統別に必要となる知識を整理し,学習の利便性の向上をはかった。
今回の改訂によって看護の学習がより効果的に行われ,看護実践能力の向上,ひいては看護の質的向上に資することを切に望むものである。ご活用いただき,読者の皆さんの忌憚のないご意見をいただければ幸いである。
2015年11月
著者ら
目次
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序章 この本で学ぶこと (遠藤綾乃)
脳・神経疾患を持つ患者の姿
本書の構成マップ
第1章 脳・神経の看護を学ぶにあたって (岩崎美和)
A 医療の動向と看護
1 保健・医療の動向
2 脳・神経疾患患者の概況と看護
B 患者の特徴と看護の役割
1 身体的な問題とその援助
2 心理・社会的な問題とその援助
第2章 脳・神経系の構造と機能 (竹村信彦)
A 神経系の分類と機能
1 神経系のなりたち
2 神経伝達とそのしくみ
B 中枢神経系(脳と脊髄)
1 脳
2 脊髄
C 末梢神経系
1 脳神経
2 脊髄神経
3 自律神経系
D 脳・脊髄の保護構造と循環系
1 髄膜・頭蓋骨などの外部構造
2 血管系
3 脳室系と脳脊髄液(髄液)循環
E 運動機能と感覚機能
1 運動機能と神経伝達
2 感覚の種類と神経伝達
第3章 症状とその病態生理 (竹村信彦)
A 脳・神経障害とは
1 ヒトにおける神経系の役割
2 症状のおこるメカニズム
3 疾患による特徴的な障害
B おもな症状とその病態生理
1 意識障害
2 高次脳機能障害
3 運動機能障害
4 感覚機能障害
5 自律性のある機能の障害
6 頭蓋内圧亢進と脳ヘルニア(脳嵌入)
7 髄膜刺激症状
8 頭痛
第4章 検査・診断と治療・処置 (井手隆文・向山和加乃)
A 診断と診察の流れ
B 検査
1 神経学的診察
2 補助的検査法
C 治療・処置
1 外科的治療法
2 内科的治療法
第5章 疾患の理解 (竹村信彦・井手隆文・寺尾安生)
A 脳疾患
1 脳血管障害(CVD)
2 脳腫瘍
3 頭部外傷
4 脳脊髄液(髄液)の異常
B 脊髄疾患
1 脊髄血管障害
2 脊髄炎
3 亜急性連合性脊髄変性症
4 頸椎症,腰椎症
5 脊髄腫瘍
6 脊髄空洞症
C 末梢神経障害
1 糖尿病性ニューロパチー
2 アルコール性ニューロパチー
3 ギラン-バレー症候群
4 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)
5 単ニューロパチー
6 神経痛
7 顔面神経麻痺
8 顔面けいれん
D 筋疾患・神経筋接合部疾患
1 筋ジストロフィー(MD)
2 多発性筋炎(PM)・皮膚筋炎(DM)
3 ステロイドミオパチー
4 その他のミオパチー
5 重症筋無力症(MG)
E 脱髄・変性疾患
1 脱髄疾患
2 脳・神経の変性疾患
F 脳・神経系の感染症
1 脳炎
2 髄膜炎
3 脳膿瘍
4 その他の神経感染症
G 中毒
1 急性中毒のプライマリケア
2 おもな中毒性疾患
H てんかん
1 おもなてんかんの発作型
2 てんかんの検査と治療
I 認知症
1 アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)
2 脳血管性認知症
3 レビー小体型認知症(DLB)
4 前頭側頭型認知症
J 内科疾患に伴う神経疾患
1 神経ベーチェット病
2 甲状腺機能低下症
3 神経サルコイドーシス
第6章 患者の看護 (岩崎美和・木村敬子・遠藤綾乃・向山和加乃)
A 疾病の経過と看護
1 急性期の患者の看護
2 回復期の患者の看護
3 慢性期の患者の看護
4 終末期の患者の看護
5 継続看護
B 症状・障害を持つ患者の看護
1 意識障害のある患者の看護
2 言語障害のある患者の看護
3 認知症患者の看護
4 運動麻痺のある患者の看護
5 運動失調・不随意運動のある患者の看護
6 けいれんをおこす患者の看護
7 筋力低下のある患者の看護
8 感覚障害のある患者の看護
9 嚥下障害のある患者の看護
10 排尿障害のある患者の看護
11 呼吸障害のある患者の看護
12 頭蓋内圧亢進のある患者の看護
13 褥瘡の予防と看護
C 治療・処置を受ける患者の看護
1 開頭手術を受ける患者の看護
2 内科的治療を受ける患者の看護
3 化学療法・放射線療法を受ける患者の看護
D 疾患を持つ患者の看護
1 クモ膜下出血患者の看護
2 脳梗塞患者の看護
3 脳腫瘍患者の看護
4 下垂体腺腫の摘出術を受ける患者の看護
5 頭部外傷患者の看護
6 筋ジストロフィー患者の看護
7 筋萎縮性側索硬化症患者の看護
8 多発性硬化症患者の看護
9 パーキンソン病患者の看護
10 髄膜炎患者の看護
第7章 事例による看護過程の展開 (木村敬子・遠藤綾乃)
A パーキンソン病患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
まとめ
B 慢性硬膜下血腫で穿頭血腫洗浄ドレナージ術を受ける患者の看護
1 入院から手術まで
2 手術直後から退院まで
まとめ
巻末資料 脳・神経疾患で用いられるおもな薬剤
索引
脳・神経疾患を持つ患者の姿
本書の構成マップ
第1章 脳・神経の看護を学ぶにあたって (岩崎美和)
A 医療の動向と看護
1 保健・医療の動向
2 脳・神経疾患患者の概況と看護
B 患者の特徴と看護の役割
1 身体的な問題とその援助
2 心理・社会的な問題とその援助
第2章 脳・神経系の構造と機能 (竹村信彦)
A 神経系の分類と機能
1 神経系のなりたち
2 神経伝達とそのしくみ
B 中枢神経系(脳と脊髄)
1 脳
2 脊髄
C 末梢神経系
1 脳神経
2 脊髄神経
3 自律神経系
D 脳・脊髄の保護構造と循環系
1 髄膜・頭蓋骨などの外部構造
2 血管系
3 脳室系と脳脊髄液(髄液)循環
E 運動機能と感覚機能
1 運動機能と神経伝達
2 感覚の種類と神経伝達
第3章 症状とその病態生理 (竹村信彦)
A 脳・神経障害とは
1 ヒトにおける神経系の役割
2 症状のおこるメカニズム
3 疾患による特徴的な障害
B おもな症状とその病態生理
1 意識障害
2 高次脳機能障害
3 運動機能障害
4 感覚機能障害
5 自律性のある機能の障害
6 頭蓋内圧亢進と脳ヘルニア(脳嵌入)
7 髄膜刺激症状
8 頭痛
第4章 検査・診断と治療・処置 (井手隆文・向山和加乃)
A 診断と診察の流れ
B 検査
1 神経学的診察
2 補助的検査法
C 治療・処置
1 外科的治療法
2 内科的治療法
第5章 疾患の理解 (竹村信彦・井手隆文・寺尾安生)
A 脳疾患
1 脳血管障害(CVD)
2 脳腫瘍
3 頭部外傷
4 脳脊髄液(髄液)の異常
B 脊髄疾患
1 脊髄血管障害
2 脊髄炎
3 亜急性連合性脊髄変性症
4 頸椎症,腰椎症
5 脊髄腫瘍
6 脊髄空洞症
C 末梢神経障害
1 糖尿病性ニューロパチー
2 アルコール性ニューロパチー
3 ギラン-バレー症候群
4 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)
5 単ニューロパチー
6 神経痛
7 顔面神経麻痺
8 顔面けいれん
D 筋疾患・神経筋接合部疾患
1 筋ジストロフィー(MD)
2 多発性筋炎(PM)・皮膚筋炎(DM)
3 ステロイドミオパチー
4 その他のミオパチー
5 重症筋無力症(MG)
E 脱髄・変性疾患
1 脱髄疾患
2 脳・神経の変性疾患
F 脳・神経系の感染症
1 脳炎
2 髄膜炎
3 脳膿瘍
4 その他の神経感染症
G 中毒
1 急性中毒のプライマリケア
2 おもな中毒性疾患
H てんかん
1 おもなてんかんの発作型
2 てんかんの検査と治療
I 認知症
1 アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)
2 脳血管性認知症
3 レビー小体型認知症(DLB)
4 前頭側頭型認知症
J 内科疾患に伴う神経疾患
1 神経ベーチェット病
2 甲状腺機能低下症
3 神経サルコイドーシス
第6章 患者の看護 (岩崎美和・木村敬子・遠藤綾乃・向山和加乃)
A 疾病の経過と看護
1 急性期の患者の看護
2 回復期の患者の看護
3 慢性期の患者の看護
4 終末期の患者の看護
5 継続看護
B 症状・障害を持つ患者の看護
1 意識障害のある患者の看護
2 言語障害のある患者の看護
3 認知症患者の看護
4 運動麻痺のある患者の看護
5 運動失調・不随意運動のある患者の看護
6 けいれんをおこす患者の看護
7 筋力低下のある患者の看護
8 感覚障害のある患者の看護
9 嚥下障害のある患者の看護
10 排尿障害のある患者の看護
11 呼吸障害のある患者の看護
12 頭蓋内圧亢進のある患者の看護
13 褥瘡の予防と看護
C 治療・処置を受ける患者の看護
1 開頭手術を受ける患者の看護
2 内科的治療を受ける患者の看護
3 化学療法・放射線療法を受ける患者の看護
D 疾患を持つ患者の看護
1 クモ膜下出血患者の看護
2 脳梗塞患者の看護
3 脳腫瘍患者の看護
4 下垂体腺腫の摘出術を受ける患者の看護
5 頭部外傷患者の看護
6 筋ジストロフィー患者の看護
7 筋萎縮性側索硬化症患者の看護
8 多発性硬化症患者の看護
9 パーキンソン病患者の看護
10 髄膜炎患者の看護
第7章 事例による看護過程の展開 (木村敬子・遠藤綾乃)
A パーキンソン病患者の看護
1 患者についての情報
2 看護過程の展開
まとめ
B 慢性硬膜下血腫で穿頭血腫洗浄ドレナージ術を受ける患者の看護
1 入院から手術まで
2 手術直後から退院まで
まとめ
巻末資料 脳・神経疾患で用いられるおもな薬剤
索引
更新情報
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更新情報はありません。
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