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臨床検査技師国家試験問題集 解答と解説 2015年版

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臨床検査技師国家試験問題を5年分(2010~2014年)収載。この5年分の国家試験を詳しく検討することで,最近の試験の傾向,内容を知ることができる。解答と解説は、創刊以来、臨床検査技師国家試験の問題および解答・解説を掲載してきた雑誌 「検査と技術」 の編集委員会による。
編集 「検査と技術」編集委員会
発行 2014年06月判型:B5頁:204
ISBN 978-4-260-02032-9
定価 3,300円 (本体3,000円+税)
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2015年版の序

 医療系の職種はヒトの健康に直接タッチし,生死にも深く関与することからほとんどの職種が国家資格となっており,毎年国家試験が行われています.臨床検査技師についても2月に開催され,毎年約4,000人(2014年は4,148人,うち新卒者は3,309人)が受験していて,合格率は75%前後(2014年は81.2%)で,医療系としては難しい部類に入る国家試験です.この国家試験は「臨床検査技師として第一歩を踏み出すのに十分な知識があるか」を判定するもので,「出題基準(ガイドライン)」が公開されており,学習の指針となっています.しかし,試験科目は10科目でしかも内容は膨大であり,やみくもに学習しても良い結果(合格)を得ることはできません.やはり,効率的な試験対策,準備が必要です.しかも,国家試験は年ごとに改善・進化しており,最近は医療現場での要求を取り入れるような内容になってきています.すなわち,より医療現場を反映し,臨床検査でも検査の現場を反映した内容となっています.このため,国家試験の出題傾向を知ることは合格を勝ち取るための必要不可欠な1つとなっています.
 雑誌「検査と技術」は創刊以来,臨床検査技師国家試験の問題と解答・解説を掲載してきました.解説では,正答肢ばかりでなく,誤答肢を含めた問題についても詳しい解説を記載するようにしました.そして,最近5年分の「検査と技術」に記載された問題と解答・解説を一冊にまとめて出版してきました.幸いにもこれまで多くの学生・受験生に利用していただき,国家試験対策の「バイブル」的本となってきております.
 この2015年版では,2010年(第56回)から2014年(第60回)までの5年間5回分の国家試験の問題と解答・解説を収録しています.毎年違った問題が出題されていますが,この5年分の国家試験を詳しく検討することで,最近の試験の傾向,内容を知ることができます.そして,国家試験では,臨床検査技師として就職した際に要求される基本的な事項が出題されていることがわかると思います.出題形式はAタイプ(単純択一形式)とXタイプ(多真偽形式・5肢複択形式)の2つです.Aタイプは5つの選択肢のうちから1つの正答肢を選ぶもので,他の選択肢より,より正解に近ければ正答肢となります.このため,正答肢以外にも正解肢(正しいあるいは誤った選択肢)はあります.また,Xタイプは5つの選択肢からランダムに2肢(X2)あるいは3肢(X3)を選択する形式で,正答肢以外は正解でないのが原則です.このような出題形式についての最新情報も試験内容とともに学習することができます.
 本書には上記のように各選択肢に関する解説が誤答肢についても記載されています.そして,正答肢,あるいは誤答肢とされる選択肢が頻回に用いられている場合はその選択肢が重要なキーワードであることを認識して,十分に理解するように学習してください.受験生の皆さんが本書を効率よく活用されて,無事に国家試験に合格されることを祈念しております.頑張ってください.
 
 2014年5月
 「検査と技術」編集委員会を代表して
 高木 康

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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