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『≪JJNブックス≫ 絵でみる脳と神経 しくみと障害のメカニズム (第3版) 』 第1刷,第2刷正誤表

このたびは 『≪JJNブックス≫ 絵でみる脳と神経 しくみと障害のメカニズム (第3版) 』 をご購入いただきありがとうございます。本書第1刷(2009年2月1日発行),第2刷(2009年7月1日発行)に誤りがあり,2009年10月より正誤表を掲載しておりましたが,このたびあらためて下記のとおり取り消し線赤色太字で訂正いたします。読者の皆様に重ねてご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

2009年10月作成 2012年3月最終更新

訂正箇所
158頁・右段・下から15行目 特殊体性知覚 特殊内臓知覚
165頁・左段・下から5-4行目 滑車神経の働きは,眼球を下内側に動かすことです.つまり,階段を降りる時に一番活躍する筋肉です. 滑車神経の働きは,眼球を下外側に動かすことです.(「つまり」以下を削除)
166頁・図7 欄外をご参照ください。下線部分が訂正箇所です。
167頁・[NOTE-6] したがって,上斜筋は眼球を下方に向け,内側に回旋させる.また,下斜筋は眼球を上方に向け,内旋させる. したがって,上斜筋は眼球を下方,外側に向け,内側に回旋下転(副次的には内旋,外転)させる.また,下斜筋は眼球を上方,外側に向け,外側に回旋上転(副次的には外旋,外転)させる.
167頁・左段・16-2218行目 内直筋,下斜筋,上直筋が麻痺するため,内側・上方・下方を注視できません.まっすぐ前を見させると,麻痺側眼球はやや外側に偏ります.
この時,例えば内直筋の単独麻痺では内側を注視した時,また下斜筋では内側上方を注視した時,上直筋では上外側を注視した時,さらに下直筋では下外側を注視した時に,複視が最も顕著に現われます(図7).
内直筋,上直筋,下直筋,下斜筋が麻痺するため,それぞれ内側,上内側,下内側,上外側を注視できません.まっすぐ正面を見させると,麻痺側眼球はやや外側に偏ります.
この時,例えば内直筋の単独麻痺では内側を注視した時,上直筋では上内側を注視した時,下直筋では下内側を注視した時,さらに下斜筋では外側上方を注視した時に,複視が最も顕著に現われます(図7).
168頁・左段・2行目 ●上斜筋が麻痺するために,麻痺側眼球は内側下方を注視できません. ●上斜筋が麻痺するために,麻痺側眼球は外側下方を注視できません.
175頁・表2・下から2行目 特殊体性知覚(味覚) 特殊内臓知覚(味覚)
176頁・左段・下から7行目 この神経は,特殊体性知覚を伝える神経ですから,求心性神経,つまり感覚(この場合,味覚)を大脳皮質に伝える神経ですね. この神経は,舌の味蕾で受容された味覚を大脳皮質感覚野に伝える神経(求心性神経)で,機能的には特殊内臓知覚神経に分類されています.
193頁・右段・上から7行目 (V,VII;舌下神経,IX;舌咽神経) (V,VII,IX;舌咽神経)




本書第3刷(2010年11月15日発行)の正誤表はこちらをご覧ください。
本書第4刷(2011年9月1日発行)の正誤表はこちらをご覧ください。