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先輩社員からのメッセージ

医学書籍編集部

1000名を超える著者による治療年鑑本を担当しています

  私は医学書籍編集部という部署に所属しています。医学書籍編集部では、医師をはじめとする医療関係者向けの書籍から、医学生向けの『標準医学シリーズ』 などの教科書や、『医学大辞典』といった辞典まで、書籍全般の企画・編集を行っています。
  私が担当しているのは『今日の治療指針』 という書籍で、毎年1000名を超える医師により新たに執筆される治療年鑑です。多くの先生に執筆いただくため、その編集作業は大変ですが、必ず決められた時期に発行するために、依頼作業やその管理も、同時に業務の重要な位置を占めます。
  発行までの作業の流れとしては、まず編集者会議を開いて編集の先生方と方針について議論し、これをもとに企画立案をします。『今日の治療指針』は多くの疾患項目からなる本ですが、それぞれの項目の著者が決定すると、次は執筆依頼作業に取りかかります。

執筆依頼作業中。 執筆依頼作業中。1年に1冊の発行ですが、年中なんらかの依頼作業をしています。

  原稿をいただいたら、順次、原稿整理(内容の調整や様式の統一)、校正(著者や編集者の先生による確認を制作部と連携して行います)へと作業を進めます。最後にもう1度、全体に目を通し、印刷、製本を経て完成に至ります。
  これ以外にも、コラムや付録などの依頼・調整や、他の書籍に載っている図などを掲載する場合に転載元の著者や出版社に許諾を得るなどの周辺の作業も並行して行います。この転載許諾申請もほんの1工程ではありますが、許諾が得られないとその部分を掲載できず、書籍の発行に影響を与えかねないため、冷や汗をかくこともしばしばです。


ある1日のスケジュール

担当書籍が多くの先生方に愛用されていることを実感

  『今日の治療指針』は1959年の初版発行以来、約60年にわたって毎年発行されてきました。執筆の依頼を差し上げた先生から「研修医の時からバイブルのように使用してきた本なので光栄です」といった言葉や、父子二代続く診療所の先生から「依頼を受けたことに父の方が喜んでおります」といったお言葉をいただくことがあります。これらは、この本を支えてきた著者や編集の先生方、読者、担当者に向けられた言葉ですが、私にとっても大変嬉しく、また担当することに一段と気が引き締まる思いがします。

医学書院に決めた理由

  私は学生の頃、出版社で長くアルバイトをしていたこともあり、就職活動では出版社などマスコミへの就職を目指していました。そんななか、実習先の開業医の先生がパソコンで診療ツールを使用していたのを目にしました。それは医学書院の『今日の診療』 でした。医療もさまざまな面で電子化が進められる中、これに応じて紙の書籍だけでなく電子商品への取り組みも先駆けて行ってきたというところに魅力を感じました。
  もともと医学書院の薬学の参考書も持っていましたが、これも医学書院を志望するきっかけのひとつになったように思います。また、これは入社後になって気づいたことですが、持っていたコミュニケーション論の本が実は医学書院の本だったということがありました。まさか、この本が医学書院の本とは入社前には思いもよらず、手がける本の幅広さと、就職の縁を感じた出来事でした。

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