質的研究をめぐる10のキークエスチョン サンデロウスキー論文に学ぶ
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2 質的研究で数を扱ってはいけないの?20はたして質的研究では,数を扱ってはいけないのでしょうか? また,その必要性はないのでしょうか?質的なアプローチをとった研究論文を読んでみると,確かに数が登場する場面は多いとは言えません.サンプルサイズ(研究参加者の人数,面接した時間数,参加観察の回数など)や研究参加者の背景(年齢,看護経験年数など)を紹介する場面で散見されるのみです.しかし,質的研究で数を扱っている論文が少ないという現状が,質的研究で数を扱ってはいけないと思ったり,数を扱う必要性がないと考えたりする根拠になるのでしょうか.質的研究において数を扱うことの是非や必要性,そして質的研究において数を扱う際に注意すべき点について,サンデロウスキー先生の論文から学ぶことにしましょう.

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