医学書院の70年
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1950.10.18『週刊社内ニュース』第1号発行『週間予定表』の原点1950年10月18日,『週刊社内ニュース』第1号が総務部から発行された。新聞風のレイアウトをB5判のちにB4判に謄写印刷(いわゆるガリ版)したものである。下段に「今週の発行予定」欄があり,書籍は新刊,重版別にタイトルを記載。雑誌は略称とし,巻数/号数で記されている。その後,「今週の会議」欄が追加され,辞令も適宜掲載されていることから,現在,社内の情報共有の目的で用いられている『週間予定表』の原点と考えられる。 1951年10月10日第31号(改題1号)から『週刊社内ニュース』は『医学書院ニュース』となった。改題の辞によると,「既に『社内ニュース』の段階を卒業し,飛躍的に発展する社業に応えるべく,著者,取引先及び同業者,協力会等社外にも配布することになります。従って性格はニュースを中心に,必要な解説記事を盛ることにし,従来一緒に掲載して来た詩,歌,コント等は発足した志木会*にゆずり,志木会から会誌を発行する予定です。」とある。 一方,社内には『編集部事業部連絡会議記録』があり,現在,確認できる範囲では1950年8月28日の第3回が最古である。出版物の発行予定や進捗状況が手書きで書かれている。その形式が1951年8月20日の第52回まで続き,後に『医学書院ニュース』と統合され,謄写印刷の『連絡会議予定表』となって,現在と同じ『週間予定表』に名称が変わったのは1952年12月のことであった。その後,1973年7月の第1176号に初めて「今週のトピックス」が掲載された。現在のように付録扱いとなったのは,1973年11月の第1192号からであった。 『週間予定表』は長らく印刷物での個別配布が続いたが,1999年12月をもって配布を終了。翌年1月の2488号からISLANDSの電子メールによる配信のみとなった。The First Issue of the Weekly News in Igaku-Shoin Origin of the Weekly Schedule*志木会については「合併記念社員旅行」の項28頁参照。70 years of igaku-shoin032

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