医学書院の70年

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10年間にわたり医学・看護系分野のテキストの編集・制作を手掛けた。発注元は放送大学の授業用テキストを扱う一般財団法人放送大学教育振興会である。毎年3～4冊を発行するペースで，編集会議から納本まで約1年を要する一貫した業務であった。そのほか，日本外来小児科学会の機関誌『外来小児科』なども年に4回，創刊から編集業務にかかわり2012年まで発行を続けた。　2014年，設立当初予定していた医学書院からの制作委託が減少したことに加え，医学書院の継続雇用の年限が延長されたことなどにより数年前から新規登録者がいなくなり，登録者全体の高齢化も加速。事業趣旨の役割を果たし終えたと判断し，2014年5月31日をもって19年間の事業を終了した。これまでの登録者数は30余名であった。発行を手掛けた主な書籍The flagship publications produced by ISPS.Foundation ofIgaku-Shoin Publishing Service Ltd.157