医学界新聞

寄稿

2016.01.04



【新春特集】

人口減少社会に挑む地域医療

宮田 裕章(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授/東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座 教授)=監修


今後日本は,総人口に占める高齢者の割合を高めながら人口は減少していくと予測されている。都道府県ごとに見ると,2010年時点では大都市を中心に人口が増加傾向の地域もあったが,2035年には全都道府県が人口減少のステージに入る。人口減少社会の本格的な到来によって,日本の医療は新たな課題に直面する。地域で未来のビジョンを共有し,社会システムを再構築することが,これからの医療の課題を解決していくには不可欠である。本特集では,地域連携を糸口として,人口減少社会を乗り越える戦略を考える。

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