医学界新聞

 

国際モダンホスピタルショウ2001開催


 日本病院会(中山耕作会長)および日本経営協会(茂木友三郎会長)主催による,国際モダンホスピタルショウ2001が,さる7月11-13日の3日間にわたり,東京・有明の東京ビッグサイトにおいて,「新世紀の健康・医療・福祉」をテーマに開催された。本年度の出展社は290社で,3日間で約5万5000人が来場した。
 医療機器・用具,環境設備,施設設備,病棟,在宅,医療情報システムの6分野での展示が行なわれたが,本年は特に医療情報システムゾーンへの出展が増加し(昨年比10社増),会場の約半分を占めた。また,新たに「建築コーナー」が設けられた他,企画展示として,(1)「IT時代の医療の方向性を探る―開かれた医療と電子カルテ」(2)「安全に医療を提供できる環境をめざして」を実施。(1)では,NTT東日本関東病院,金沢医科大学病院,佐藤病院の電子カルテシステムの活用実践を紹介した他,新世紀の診療録の電子化に向けた新システムの提案などがなされ,多くの来場者が参集した。