医学界新聞

 

国際モダンホスピタルショウ2000開催


 日本病院会(中山耕作会長)および日本経営協会(茂木友三郎会長)の主催による国際モダンホスピタルショウ2000が,さる7月12-14日の3日間にわたり,「さらなる飛躍をめざして-21世紀への保健・医療・福祉の展開」をテーマに,東京・有明の東京ビッグサイトにおいて,開催された。介護保険制度が施行され,福祉元年となる本年度の出展社は,昨年の190社を大幅に超える307社におよび,3日間で約5万9000人が来場した。
 医療機器・環境設備,ナース・サポート,在宅,医療情報システムなど6分野の展示の他,日蘭交流400年記念事業としてオランダ大使館から認定された「蘭学事はじめコーナー」などが企画された。また,カンファレンスの基調講演では中山氏が,「利用者と医療人のパートナーシップ」と題して口演。「患者中心の医療はもう古い。これからは,患者を仲間・同士と捉え,同じ土俵に立った治療が求められる」と21世紀の医療の新しい形を示した。