医学界新聞

 

人権を守り,命を大切に働くために

都内に働く看護職が1日アピール


 さる3月7日,東京・港区の星陵会館で,「安全で豊かな人間らしい医療・看護」を提供するために,制度の改善と看護婦の大幅増員を求める,東京都医療関連労働組合協議会主催の「3・7ナースウェーブ 白衣の大行動」が開催された。
 (1)東京都の医療・福祉切捨て政策反対,(2)医療制度抜本改悪反対,(3)安全で満足のいく医療・看護を提供し,医療労働者が健康で働き続けられる人員配置や体制の確立を,(4)看護婦全国200万,東京34万人以上の体制で「ゆとりの看護を」などをスローガンに掲げて行なわれた同行動では,「ナーシング娘。」による寸劇「ケアマシーン」のオープニング(写真)に引き続き,赤尾関恵子議長が「都民・国民と一緒にスローガンの実施を進めよう」と挨拶。その後,厚生省看護課・介護課および東京都知事・同衛生局あてに,本年2月の医療審議会が答申した「第4次医療法改定」の看護婦配置基準「3:1」に関し,「入院2:1,外来20:1」を最低基準とすることなども盛り込んだ要請書を提出する行動を行なった。
〔連絡先〕東京医労連 TEL(03)3872-7191