医学界新聞

 

第26回国際福祉機器展'99 開催


 さる10月13-15日に,東京・有明の東京ビッグサイトにおいて,第26回国際福祉機器展'99(26th Int. Home Care & Rehabilitation Exhibition '99)が開催された。全国社会福祉協議会と保健福祉広報協会の共催によって行なわれた本展示会は,国内外から542の企業が出展。3日間で12万7000人を超える入場者を集めた。
 会場は,10のコーナー((1)日常生活用品,(2)トイレ用品,(3)入浴用品,(4)ベッド用品,(5)移動機器・福祉車両,(6)情報・書籍,(7)おむつ用品,(8)建築・住宅・施設用設備,(9)コミュニケーション機器,(10)公的機関・団体)に分かれて展示されており,医療関係者や,福祉関係の学校に通う学生の他,車椅子での来場者などが,最新の機器に実際に触れ,説明に耳を傾けていた。
 一方,10月14-15日には,「ドイツ介護保険に学ぶ その評価と課題」と題するシンポジウムが行なわれ,ドイツからの講師を招いて,開始から4年が経過したドイツの介護保険制度についての報告がなされた。その他,最新のケアプランソフトを紹介する「介護プランのためのソフト展」や,出展社ワークショップなども行なわれた。