医学界新聞

 

25周年を迎えた日本脊椎外科学会

――医学書院に対し感謝状が授与される


 第28回日本脊椎外科学会が,平林洌会長(慶應義塾大学短期大学)のもと,さる6月4-5日の両日,東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された。
 脊椎外科は,頸椎疾患,腰部椎間板ヘルニア,脊椎分離症・すべり症,等々,多くの疾患を対象とし,整形外科の中でも重要な専門分野の1つ。「日本脊椎外科学会」は「日本脊椎研究会」として1974年に発足,1990年に「日本脊椎外科学会」と改称され,今日では会員数2600名を超えるまでに発展している。
 本年は研究会の時代から数え25周年に当たるため,学会前日には日本脊椎外科学会創立25周年記念講演会も開かれるなど例年に増して盛況裏に終了した。
 なお,同学会が日本脊椎外科研究会として発足した当初から現在に至るまで,同会の発表演題の中から推薦論文(座長総括,他)が,雑誌「臨床整形外科」(医学書院発行)に脊椎外科学会特集号(年1回)として毎年掲載されてきた。この貢献に対して今学会総会の席上,平林会長より医学書院へ感謝状が贈呈された。