医学界新聞

 

国際モダンホスピタルショウ'99 開催


 日本病院会(諸橋芳夫会長),および日本経営協会(茂木友三郎会長)の主催による,国際モダンホスピタルショウ'99が,さる7月7-9日,東京・有明の東京ビッグサイトにおいて開催された。昨年と同様「医療と生活をつなげる-21世紀への保健・医療・福祉の展開」をテーマに掲げ,190の団体が,(1)環境設備,医療機器,(2)ナース・サポート,(3)在宅,(4)医療情報システム・事務機器,(5)海外,(6)医療連携サービス,の6分野に分かれて出展。3日間で約5万2300人が来場した。
 26回目を迎える今年は,開会式で三宅浩之氏(ホスピタルショウ委員会委員長,日本医薬情報センター理事長)が述べた,「新しいモノを見つけ出そう」という言葉のもと,医療技術だけでなく,施設間の連携や,介護・健康増進機器などの最新の知識を豊かにすることをめざし,多数の企画展示やセミナーを実施。特に,会場と病院の間を通信回線で結び,遠隔診療支援システムの実演が行なわれた「遠隔医療体験コーナー」(協力病院 千葉大学附属病院,名古屋大学附属病院,北里研究所病院,三豊総合病院)には多くの来場者が詰めかけ,注目を集めた。