医学界新聞

 

国立医療・病院管理研究所創立50周年を迎える


 国立医療・病院管理研究所(東京都新宿区戸山町・松田朗所長)の創立50周年記念式典が,さる6月1日に同研究所で開催された。同研究所は,病院管理研修所として1949年6月1日に創立し,1961年に名称を病院管理研究所に,1990年には国立医療・病院管理研究所と改称。1992年に国立予防衛生研究所(現感染症研)と国立栄養研究所(現国立健康・栄養研)とともに目黒区から同所に移転した。
 同式典では,厚生省,日本医師会,日本病院会などからの祝辞に引き続き,松田所長による記念講演「研究所の50年と今後の展望」と記念シンポジウム「新世紀の医療と病院管理」(コーディネーター=松田氏,シンポジスト=長谷川敏彦医療政策研究部長,小山秀夫医療経済研究部長,筧淳夫施設計画研究部室長)が行なわれた。また松田所長からは,厚生省の国立8研究所を6研究所に再編(2001年)する施策のため,同研究所が国立公衆衛生院と統合し「国立保健医療福祉政策研究所(仮称)」として,2001年中には埼玉県和光市に移転する方針が報告された。