医学界新聞

4月4日学術講演演題 1~12


1 脳と神経

1-L-3 記憶の大脳メカニズム(東大 宮下保司)〈9:00-9:30,A-8〉
1-S-4 脳の高次機能(司会=東北大 丹治順,京府医大 外山敬介)〈9:50-11:50,A-8〉
(1)下側頭葉皮質における形態視のメカニズム(理化研田中啓治),(2)3次元視覚像の知覚から記憶へ(日大 酒田英夫),(3)記憶と情動のメカニズム(富山医薬大 小野武年),(4)行動と運動の発現(東北大 丹治順),(5)運動学習における大脳基底核の役割(阪大木村實)
1-S-6 神経と発生(司会=東大 御子柴克彦,岡崎国立共同研究機構 小幡邦彦)〈9:00-11:00,A-7〉
(1)中枢神経系のアイデンティティの形成機構(東北大 仲村春和),(2)神経幹細胞の分化制御機構とその神経疾患への応用(阪大 岡野栄之),(3)神経軸索ガイダンスの分子メカニズム(名大 藤澤肇),(4)脳内におけるニューロンの位置決定メカニズム(慈恵医大 仲嶋一範),(5)神経伝達物質特にGABAの発生・分化における役割(岡崎国立共同研究機構 小幡邦彦)
1-LS-3 大脳疾患と言語障害(東大 杉下守弘)〈9:30-9:50,A-8〉

2 心臓と血管

2-L-1 エンドセリンとその機能(国立循環器病センター 眞崎知生)〈9:00-9:30,B-5〉
2-L-2 新しい血管作動物質-その発見から医薬品の創製まで(国立循環器病センター 松尾壽之)〈9:30-10:00,B-5〉
2-S-1 血管作動物質と循環器疾患(司会=神戸大 横山光宏,九大 竹下彰)〈10:20-12:20,B-5〉
(1)内皮細胞由来NOの血管機能調節における役割(神戸大 川嶋成乃亮),(2)NOの臨床(九大 江頭健輔),(3)アンジオテンシンⅡ病態生理作用の新展開(関西医大松原弘明),(4)アンジオテンシンの臨床(阪大 檜垣實男),(5)エンドセリン(東大 栗原裕基),(6)CNP(京大 伊藤裕),(7)アドレノメデュリン・PAMPと循環器疾患(宮崎医大 北村和雄)
2-S-3 心筋の情報伝達(司会=阪大 倉智嘉久,国立循環器病センター 寒川賢治)〈13:00-15:00,B-5〉
(1)Na利尿ペプチドとアドレノメデュリンによる心臓機能調節(国立循環器病センター 寒川賢治),(2)情報伝達と心筋細胞イオンチャネル(国立循環器病センター 山田充彦),(3)心筋細胞におけるリアノジン受容体(東大 竹島浩),(4)機械的ストレスによる心筋細胞応答(東大 山崎力),(5)サイトカインによる心筋肥大-gp130を介する情報伝達機構の役割(阪大 瀧原圭子),(6)心筋症の分子生物学(国立循環器病センター 阪本英二)
2-LS-1 循環器疾患の分子生物学(群馬大 永井良三)〈10:00-10:20,B-5〉
2-LS-3 高血圧の病態と治療(慶大 猿田享男)〈12:50-13:10,B-4〉

3 血液と免疫

3-LS-1 人工血液(北海道赤十字血液センター 関口定美)〈10:10-10:30,C-6〉

4 癌

4-L-1 ゲノムの病気としてのがん(国立がんセンター 寺田雅昭)〈9:00-9:30,C-12〉
4-S-5 腫瘍免疫と癌治療(司会=徳島大曽根三郎,札幌医大 今井浩三)〈9:00-11:00,C-8〉
(1)NKT細胞の抗癌抵抗性における役割(千葉大 谷口克),(2)腫瘍抗原とがん免疫療法(三重大 珠玖洋),(3)上皮性癌に対する癌ワクチン分子の同定と臨床応用(久留米大伊東恭悟),(4)O-グリコシド結合型糖鎖を標的とした免疫療法(札幌医大 日野田裕治),(5)癌関連抗原に対する抗体治療の展開(徳島大 西岡安彦),(6)樹状細胞を用いた癌免疫遺伝子治療(ピッツバーグ大 田原秀晃)
4-S-12 癌遺伝子と情報伝達(司会=東大 山本雅,秋山徹)〈9:30-11:30,C-12〉
(1)癌抑制遺伝子APC(東大 秋山徹),(2)Grb2を介するシグナル伝達の構造生物学的研究(都臨床研 稲垣冬彦),(3)ERM-アクチンシステムと細胞内情報伝達系(京大短大部 月田早智子),(4)TGF-βおよびIL-1シグナル伝達系とTAK1(名大 松本邦弘),(5)白血病原因遺伝子Evi-1による細胞増殖の制御(東大 黒川峰夫),(6)チロシンキナーゼと細胞増殖制御(東大山本雅)
4-S-13 癌転移(司会=東大 清木元治,国立がんセンター 広橋説雄)〈13:00-15:00,C-12〉
(1)転移におけるヒアルロン酸の関与(愛知医大 木全弘治),(2)膜型マトリックスメタロプロテアーゼと浸潤・転移(東大 清木元治),(3)浸潤・転移における細胞運動と低分子量G蛋白Rhoを介する情報伝達(京大 成宮周),(4)消化器癌の浸潤に関連する遺伝子とその制御(札幌医大 今井浩三),(5)ヒト肺がんの転移能を制御する遺伝子(国立がんセンター 横田淳),(6)細胞間接着の制御と浸潤・転移(国立がんセンター 広橋説雄)
4-S-16 がん検診体制の問題点(司会=宮城県対がん協会 大柴三郎,東北大 久道茂)〈13:10-15:10,C-8〉
(1)がん検診方法の問題点(日大 荒川泰行),(2)がん検診の対象集約(愛知県がんセンター 黒石哲生),(3)がん検診体制と有効性(北海道対がん協会 有末太郎),(4)がん検診体制と費用効果分析(東北大 辻一郎)
4-P-1 がん疫学最近の話題(司会=東京農大 渡邊昌,国立がんセンター 津金昌一郎)〈11:40-13:10,C-8〉
(1)食事と癌(九大 古野純典),(2)環境と癌(新潟大 山本正治),(3)生活習慣と発癌マーカー:8-OH-dGの分析(産業医大葛西宏),(4)がん予防最前線(京府医大 西野輔翼)
4-LS-1 がんワクチン(札幌医大 佐藤昇志)〈11:00-11:20,C-8〉
4-LS-2 がん治療の分子標的(東大 鶴尾隆)〈11:20-11:40,C-8〉

5 発生と生殖

5-L-1 カドヘリンによる神経回路の機能制御-情動系を中心として(京大 竹市雅俊)〈11:00-11:30,A-7〉
5-L-2 生命のかたち(阪大 濱田博司)〈11:30-12:00,A-7〉
5-S-4 核内受容体と個体発生(司会=東大 加藤茂明,京大 梅園和彦)〈11:00-13:00,C-7〉
(1)オーファンレセプターと個体発生(京大梅園和彦),(2)核内受容体による転写制御機構の分子メカニズム(東大 加藤茂明),(3)ステロイドホルモン標的遺伝子(埼玉医大 井上聡),(4)核内受容体コアクチベーター,コリプレッサーの作用機構と生理(慶大 柴田洋孝),(5)生殖腺の形成を制御する核内レセプター(岡崎国立共同研究機構諸橋憲一郎),(6)核内受容体の遺伝的疾患(九大 後藤公宣)
5-S-5 筋の発生分化(司会=九大 柴田洋三郎,京大 鍋島陽一)〈13:00-15:00,A-7〉
(1)筋細胞の増殖と分化(京大 鍋島陽一),(2)心臓の発生分化(東大 小室一成),(3)筋発生・分化とNotch/Wnt Signaling Pathway(国立精神・神経センター 武田伸一),(4)筋原線維形成のメカニズム(千葉大 嶋田裕),(5)筋分化に伴うアネキシン蛋白質の発現と局在(九大 飯田弘),(6)筋肉の再生と修復機構(国立精神・神経センター 埜中征哉)
5-S-6 生殖細胞の形成(司会=東工大 岸本健雄,九大 佐方功幸)〈13:00-15:00,C-7〉
(1)ショウジョウバエを中心とした動物における生殖細胞形成機構(筑波大 小林悟),(2)マウス生殖系列細胞の発生機構(大阪府立母子保健総合医療センター 松居靖久),(3)ホルモンによる生殖細胞形成の制御機構(岡崎国立共同研究機構 長濱嘉孝),(4)生殖細胞分化の分子機構(阪大 西宗義武),(5)ツメガエル卵成熟の制御機構(九大 佐方功幸),(6)卵減数分裂周期の制御機構(東工大 岸本健雄)

6加齢と老化

6-L-1 アポトーシスの分子機構(阪大 長田重一)〈12:30-13:00,A-8〉
6-S-3 アポトーシスと疾患(司会=阪大辻本賀英,大阪バイオ研 垣塚彰)〈13:00-15:00,A-8〉
(1)がん遺伝子,がん抑制遺伝子によるプログラム細胞死の制御(国立がんセンター 口野嘉幸),(2)Fasリガンドの生理的・病理的意義(大阪バイオ研 須田貴司),(3)アポトーシスとカスパーゼファミリープロテアーゼ(Vertex Pharmaceuticals 杭田慶介),(4)ポリグルタミン病とアポトーシス(大阪バイオ研 垣塚彰),(5)Bcl-2とアポトーシスの制御(阪大 辻本賀英)
6-P-3 高齢化社会と体の痛み(司会=総合青山病院 井上哲郎,名大 井口昭久)〈9:00-10:30,C-4〉
(1)高齢癌患者の痛み(聖隷三方原病院 千原明),(2)高齢者の心因性疼痛(獨協医大大森健一),(3)整形外科からみた高齢者の痛み(秋田大 佐藤光三),(4)ペインクリニックからみた高齢者の痛み(順大 宮崎東洋)

7 分子細胞生物学

7-S-1 細胞内蛋白質輸送(司会=阪大 米田悦啓,理化研 中野明彦)〈9:00-11:00,C-7〉
(1)ゴルジ装置の形成と蛋白質の輸送機構(福岡大 池原征夫),(2)小胞輸送とオルガネラの形成機構(東京薬大 多賀谷光男),(3)分泌経路における小胞のリサイクリングと選別(理化研 中野明彦),(4)核蛋白質輸送の分子メカニズム(阪大 米田悦啓),(5)蛋白質核外移行の阻害剤の発見と核外移行受容体の同定(東大 吉田稔)

9 エイズと感染

9-L-1 エイズウイルス(HIV)研究の進展(東大 永井美之)〈9:20-9:50,C-6〉
9-LS-4 エイズの治療法の進歩(東大 木村哲)〈9:50-10:10,C-6〉
9-LS-10 性感染症(STD)としてのAIDS(日本性病(性感染症)予防協会 熊本悦明)〈9:00-9:20,C-6〉

10 医薬と薬理

10-S-2 今,求められる薬剤師とは?(司会=日本薬剤師会 高橋則行,堀美智子)〈9:20-11:20,A-3〉
(1)薬局薬剤師が参加する地域保健医療活動(長崎県薬剤師会 永田修一),(2)これからの薬局,これからの薬剤師(長野県上田薬剤師会 野呂典弘),(3)臨床試験(治験・市販後調査)への関わり(帝京大 土屋文人),(4)臨床薬剤師の確立をめざして(聖マリアンナ医大増原慶壮),(5)個別薬物療法のための患者情報の収集と応用(共立薬大 中島恵美),(6)患者の期待と信頼(朝日新聞社 田辺功)

11 注目される病態と疾患

11-S-4 腎と高血圧(司会=仙台社会保険病院 阿部圭志,琉球大 柊山幸志郎)〈13:10-15:10,B-4〉
(1)糸球体血行動態と高血圧(東北大 伊藤貞嘉),(2)腎の圧利尿と高血圧(国立循環器病センター 木村玄次郎),(3)腎炎と高血圧(埼玉医大 鈴木洋通),(4)糖尿病性腎症と高血圧(仙台社会保険病院 田熊淑男),(5)腎不全と高血圧(琉球大 井関邦敏)
11-S-6 H. pyloriと胃・十二指腸疾患(司会=北大 浅香正博,兵庫医大 下山孝)〈9:20-11:20,A-2〉
(1)H. pylori感染の診断(杏林大 高橋信一),(2)H. pylori感染による胃炎(兵庫医大 福田能啓),(3)H. pyloriと消化性潰瘍(大分医大 藤岡利生),(4)H. pyloriと胃癌(北大杉山敏郎),(5)H. pyloriと胃MALTリンパ腫(国立がんセンター 斉藤大三),(6)H. pylori感染の治療(都立駒込病院 榊信廣)
11-S-8 炎症性腸疾患の病態と治療(司会=新潟大 畠山勝義,福岡大 八尾恒良)〈13:00-15:00,A-2〉
(1)炎症性腸疾患の病態よりみた内科治療(滋賀医大 馬場忠雄),(2)重症,難治性潰瘍性大腸炎の内科的治療(東北大 樋渡信夫),(3)病態からみたCrohn病の内科治療(福岡大 松井敏幸),(4)Crohn病の病態からみた外科的治療(横市大 杉田昭),(5)潰瘍性大腸炎に対する全腸全摘・J型回腸嚢肛門吻合術(兵庫医大 楠正人),(6)潰瘍性大腸炎の病態からみた外科的治療(新潟大須田武保)
11-LS-1 食塩と高血圧(東大 藤田敏郎)〈12:30-12:50,B-4〉

12 検査と診断

12-S-2 早期癌の画像診断(司会=国立がんセンター 森山紀之,滋賀医大 村田喜代史)〈9:00-11:00,C-5〉
(1)肺癌の早期診断(香川医大 佐藤功),(2)消化管癌の早期診断(国立病院九州がんセンター 牛尾恭輔),(3)肝癌の早期診断(金沢大 角谷眞澄),(4)膵癌の早期診断(日医大 市川太郎),(5)前立腺癌の早期診断(阪大 鳴海善文)
12-S-3 画像診断技術の新たな展開(司会=順大 片山仁,杏林大 蜂屋順一)〈11:00-13:00,C-5〉
(1)ヘリカル・リアルタイムからマルチチャンネルまで(藤田保衛大 片田和廣),(2)超音波診断技術のニューウェーブ(自治医大 伊東紘一),(3)MRI(山梨医大 荒木力),(4)核医学(群馬大 遠藤啓吾),(5)Interventional Radiology(奈良医大 吉岡哲也)
12-S-5 遺伝子診断と遺伝医学(司会=東大 徳永勝士,愛媛大 三木哲郎)〈11:00-13:00,A-5〉
(1)遺伝子診療外来の現状(信州大 福嶋義光),(2)ヒトゲノム計画と遺伝子診断(愛媛大 三木哲郎),(3)多因子病の遺伝子解析(筑波大 濱口秀夫),(4)多因子病としての免疫疾患(東大 徳永勝士),(5)遺伝子診断の現状と将来(東北大 成澤邦明),(6)遺伝子診断の倫理(近畿大 武部啓)
12-S-7 遺伝子検査の現状と将来(司会=慈恵医大 町田勝彦,東大 北村聖)〈13:00-15:00,A-5〉
(1)遺伝子診断より予防医学への応用(京大上田國寛),(2)腸感染症の遺伝子診断の分子疫学的研究(国立感染症研 渡辺治雄),(3)白血球の遺伝子診断の進歩(東大 北村聖),(4)感染症の遺伝子診断(慈恵医大 町田勝彦),(5)糖・アミノ酸異常疾患の遺伝子診断検査(東北大 松原洋一)