医学界新聞

第24回国際福祉機器展が開催される


 全国社会福祉協議会ならびに保健福祉広報協会の主催による,老人と障害者のための第24回国際福祉機器展が,さる11月15-17日の3日間,東京国際展示場「東京ビッグサイト」において開催された。同展示会は,高齢者や障害者の自立や社会参加の促進や介護の基盤作りのため,幅広い視点から福祉機器の情報を提供し,普及促進を図る目的で開催されているもの。
 今回は国内332社,海外からはアメリカ,カナダ,イギリス,ベルギー,デンマークなど13か国,97社が参加。日常生活機器,移動用機器,ホームセキュリティー機器,リハビリテーション機器などが出展された。
 また,11月15日には,医療制度の改革により在宅介護産業が急速に発展したアメリカ,介護保険の先行国であるドイツの両国からそれぞれ講師を招き,「国際介護問題シンポジウム」を開催。両国からの報告をもとに,これからのわが国の介護システムやサービスの方向性が模索された。