医学界新聞

●笹川医学医療財団
 高齢者の医学医療に関する研究発表会開催


 笹川医学医療研究財団が毎年実施している「高齢者の医学医療に関する研究」助成事業の1996年度分(看護職員等関連:医療・患者ケアの改善を図る研究38件,短期海外研修12件)の研究報告書がこのほどまとめられ,さる7月11日に,東京の笹川記念会館で発表会が行なわれた。小島操子氏(聖路加看護大教授)の司会による発表会では,これらの報告の中から(1)筋萎縮性側索硬化症の(病いを意味づける)軌跡(秋田桂城短大 村岡宏子氏),(2)アメリカの小児CNS(日赤看護大修士課程 野田奈巳子氏),(3)高齢者虐待に関する一般市民の認識(国際医療福祉大 福島道子氏)の3氏が登壇し,研究発表および海外研修での成果が披露された。