医学界新聞

Nursing Information (学会・研究会情報)


●1997年 医学書院看護学セミナー
 開催案内

 毎回好評を博している『医学書院看護学セミナー』の今年の開催日程・会場および講師と講演テーマが下記のように決まった。参加申込み方法は,本紙および医学書院発行看護系雑誌などでその都度紹介する。なお,参加費は無料。

第105回8月7日
大阪市 フェスティバル・リサイタルホール

〔講演〕精神看護学を拓く視点-新人教員の工夫と挑戦
〔グループワーク〕学生をサポートするための能力を養う(東海大 末安民生)
〔定員〕560名

第106回9月18日
千葉市 千葉県労働者福祉センター

〔講演〕リーダーシップを育てる―ドルドラムスからの脱出
(看護組織開発研究所代表 杉野元子)
〔定員〕600名

第107回10月8日
松山市 松山市民会館中ホール

〔講演〕アドリブケアのすすめ(淑徳大 中田光彦)
〔定員〕580名

おことわり》当セミナーは医学書院が独自に主催するもので日本看護協会・日本看護学会との共催ではありません。
申込み・問合せ先:〒113-91 東京都文京区本郷5-24-3 (株)医学書院PR部 『看護学セミナー』係
 TEL(03)3817-5690/FAX(03)3815-7850


●看護診断に基づく看護治療の進展-理論と実践講演会
 開催案内 7月27-28日/東京会場 7月31-31日/大阪会場

 看護診断に基づく看護治療の進展-理論と実践講演会(主催=国際医学・看護学会議センター)が,本年7月末に,『ナーシング・インターベンション』(医学書院刊)の著者であるJ.マクロスキー氏(米・アイオワ大教授)らを招き,東京と大阪で相次いで開催される。
東京会場:7月27-28日 千葉市/幕張メッセ
大阪会場:7月30-31日 リーガロイヤルホテル堺
プログラム:(1)看護治療学の発達と重要性(阪大教授 早川和生),(2)看護診断治療分類(NIC)の発展(マクロスキー),(3)研究方式に焦点をあてたNICの発展と有効性(アイオワ大助教授 G.ブレチェク),(4)コンピュータ化と臨床記録に関連したモデルと問題の概観を含めた実践のNIC用法(マクロスキー),(5)教育面におけるNICの活用方法(ブレチェク),(6)NICおよび標準化された用語を使っての効果的な研究分野でのNIC実践経験を踏まえて(マクロスキー,ブレチェク) *同時通訳あり
参加費:一般20,000円,学生18,000円(ただし5月末までの申込みの場合。6月以降の申込みはそれぞれ2,000円増)
申込み・問合せ先:〒108 東京都港区芝 5-29-22 ライオンズマンションフェリス三田308 国際医学・看護学会議センター
 TEL(03)3457-7716/FAX(03)3457-7723

●アメリカ・カナダ実情視察と研修旅行
 参加者募集中 研修期間=8月14-23日

 第4回「アメリカとカナダにおける病院での看護とソーシャルワークの実情視察と研修旅行」が,関戸好子氏(慶大短大教授),斎藤安弘氏(獨協医大助教授)の両氏をコーディネーターに,本年8月14-23日の日程で実施される。
研修期間:8月14-23日
参加費:465,000円
視察・研修先(予定):ボルチモア/ジョンズホプキンスオンコロジーセンター,ボストン/ベスイスラエル病院,ホスピスアットミッションヒル,トロント/プリスマーガレット病院(全通訳付)
研修内容:(1)職種間のネットワークの実情研修視察,(2)癌,エイズ等に対し,ヘルスケアチームの実践を学ぶ,(3)看護セクションの運営,(4)各訪問先での意見交換やディスカッション
資料請求・問合せ先:〒108 東京都港区芝5-29-22 ライオンズマンションフェリス三田308 国際医学・看護学会議センター
 TEL(03)3457-7716/FAX(03)3457-7723

●「医療の公共性と医療労働者」国際シンポジウム開催

 さる3月4-6日の3日間,日本医療労働組合連合会(江尻尚子中央執行委員長,17万5000人)の主催による「医療の公共性と医療労働者」国際シンポジウムが,東京のホテルフロラシオン青山にて開催された。このシンポジウムには,フランス,ポルトガル,アメリカ,カナダ,ロシア,インド,オーストラリア(文書参加)の各国から医療労働組合,看護婦組織の代表が参加。日本を含め各国の医療状況,労働者の動向が報告されたが,急速に進む医療費削減,医療の民営化,労働条件の改悪は,各国共通した問題であることが明らかとなった。その中で,フランスでは行政改革により,5年間のうちに6万床,25万人の医療労働者の削減計画があること,ロシアからは,低賃金と大規模で系統的な遅配支給の現状,慢性的な食料不足のため子どもに飼い葉までが与えられていること,栄養不足から職場で倒れる医療労働者がいることなどが報告された。
 また,ロシア代表は世界の医療労働者が集える恒久的な組織の設立を提案。今参加国間で設立に向けた委員会の結成を呼びかけ,アメリカが全面的に賛成の意思表示をした。


●第11回関西ホームケア研究会
 参加者募集中 4月20日/大阪市

 第11回関西ホームケア研究会(代表=淀川キリスト教病院訪問看護室 高沢洋子氏)が,「たかがオシッコ,されどオシッコ」をテーマとして,きたる4月20日に,大阪市のイケマンホールで開催される。
 尿失禁の問題は,在宅ケアの場面ではよくみられることだが,介護負担の増大,感染の問題を引き起し,褥瘡発生のリスクを高めたり,あるいは脱水傾向を助長するなど,多岐にわたり深刻な問題であることを認識する必要があるとして,今研究会では最新のコンチネンスケアについて,アセスメントから具体的な問題解決法に至るまでを学ぶ。これに伴い同研究会では参加者を募集している。
プログラム
〔教育講演〕コンチネンスケア-ナースがしなくてどうするの?(ホリスター(株)ET・コンチネンスアドバイザー 尾崎晴美)
〔ケースプレゼンテーション〕コメンテーター(中クリニック 中祐次,尾崎晴美),
*他にグループワークも行なう
参加費:3,000円(当日支払い)
申込み方法:往復はがきに,住所,氏名,職種,勤務先,連絡先(電話番号)を明記の上,下記へ郵送する
申込み先:〒533 大阪市東淀川区淡路3-20-22-36 (高沢洋子)
 TEL&FAX(06)324-6549

●第5回全国老人ケア研究集会
 参加者募集中 7月5日/横浜市

 第5回全国老人ケア研究集会が,きたる7月5日に,鎌田ケイ子同研究会長(都老人研)のもと,横浜市の神奈川県青少年センターで開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム
〔特別講演〕介護保険とケアプラン(厚生省 未定)
〔会長講演〕老人ケアにおけるケアプランの意義(鎌田ケイ子)
〔シンポジウム〕ケアプランの取り組み(司会=東海大 井上千津子,鎌田ケイ子):(1)老人病院として(宮崎温泉病院リハビリテーション病院 浜砂貴美子),(2)特別養護老人ホームとして(福音の家 是枝祥子),(3)老人保健施設として(清雅苑 古田美奈子),(4)訪問看護ステーションとして(やまはな 前田栄子)
参加費:会員5,000円,非会員8,000円
定員:1000名
申込み方法:はがきまたはFAXにて,「第5回研究集会参加申込み」と記し,氏名,連絡先,会員・非会員の有無を必ず明記し,下記事務局宛に申込む。なお定員になり次第締め切る。申込み者には折り返し参加証が送付される。
事務局:〒169 東京都新宿区高田馬場1-16-37 富士ハイツ1-A
 TEL&FAX(03)3204-2695

●第8回日本公衆衛生看護教育研究会
 演題募集中 締切=5月9日(必着)

 第8回日本公衆衛生看護教育研究会(会長=千葉大助教授 山岸春江氏)が,きたる8月2日に,千葉市の千葉大学けやき会館で開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔シンポジウム〕保健所の人材育成機能
〔グループワーク〕保健婦(士)の専門性を学問としてどう伝えるか
要望演題:(1)公衆衛生看護学の基礎教育,(2)継続教育,(3)公衆衛生看護教育内容
*演題発表・学会参加は学会員に限る
締切:5月9日(必着)
応募方法:テーマおよび簡単な要旨,氏名所属を記入し,返信用封筒を同封の上,下記事務局まで封書で送付する
事務局:〒260 千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学看護学部地域看護学教育研究分野
 TEL(043)226-2437

●第42回日本腎不全看護研究会
 参加者募集中 6月7日/横浜市

 第42回日本腎不全看護研究会が,きたる6月7日に,宇田有希会長(善仁会看護本部長)のもと,横浜市の横浜市健康福祉総合センターで開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム
〔教育講演〕(1)看護婦の主体性とジレンマ(東大教授 小島通代),(2)アセスメント能力の強化-セルフケア理論の活用(神奈川衛生短大助教授 倉田トシ子)
〔ワークショップ〕事例を通して看護を学ぶ-適切なアセスメントと看護を表現する記録
参加費:会員5,000円,非会員および当日受付6,000円
事務局:〒231 横浜市中区野毛3-131-1 コスモ桜木町グランポール104号
 TEL(045)253-1532

●第12回日本がん看護学会
 演題募集中 締切=7月31日

 第12回日本がん看護学会が,石垣靖子会長(東札幌病院副院長)のもと,「新しいがん看護の創造-21世紀への出発」をメインテーマに,きたる11月22-23日の両日,札幌市の札幌市教育文化会館にて開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕アメリカにおけるがん専門ナースの歴史とその活動(国際がん看護学会長 Connie Henke Yarbro)
〔パネルディスカッション〕がん看護(医療)における倫理的課題とナースの役割
〔シンポジウム〕21世紀のがん看護の発展に向けて-私たちはいま何をめざし,どう行動すればよいのか
応募演題:(1)がんの予防に関する看護,(2)がん患者のインフォームドコンセント,(3)がん患者のQOL,(4)最新のがん診断および治療に伴う看護,(5)がん患者の外来治療看護,(6)患者・家族・医療者の心のケア,(7)がん患者の在宅看護,(8)がん患者の自立に向けての教育,(9)がん患者へのチームアプローチ,(10)がん患者のリハビリテーション,(11)がん患者のターミナルケア,(12)がん患者の症状コントロール,緩和ケア,(13)がん看護を担う者の教育,(14)がん看護における倫理的諸問題
*なお,発表者および共同研究者は学会員に限る。入会希望者は下記事務局まで申込むこと
締切:7月31日
入会に関する事務局:〒113 東京都文京区本駒込5-16-9 学会センターC21 日本学会事務センター会員係
 TEL(03)5814-5810
問合せ先:〒003 札幌市白石区東札幌3条3-7-35 東札幌病院 第12回日本がん看護学会学術集会事務局 (実行委員長=長谷川美栄子)
 TEL(011)812-2311/FAX(011)823-9552
*なお,問合せはできるだけFAXにて行なうこと

●第33回ストーマリハビリテーション講習会
 (第5回上級コース) 受講者募集中 締切=4月18日(必着)

 日本大腸肛門病学会,日本泌尿器科学会,日本看護協会の共催による,第33回ストーマリハビリテーション講習会(第5回上級コース)が,きたる6月4-7日の4日間,東京慈恵会医科大学高木会館で開催される。これに伴い同実行委員会では受講者を募集している。
受講資格:(1)第32回までのストーマリハビリテーション講習会基礎コース受講者,(2)下記各地域におけるストーマリハビリテーション講習会受講者(北海道,東北,福島,新潟,北関東,東京,神奈川,山梨,東海,北信越,関西,中四国,九州),(3)ETスクール修了者,(4)1医療機関1名のいずれかに該当し,所属長の推薦が得られる者
受講料:30,000円
募集人員:50名
申込み方法:B5サイズの用紙1枚に,以下の事項を記載し,受講した講習会あるいはETスクールの修了書のコピーを添付と同時に,返信先住所,氏名を記入した返信用はがきを同封の上,下記まで送付する((1)氏名,(2)職種,(3)所属施設名,(4)所属施設住所,郵便番号,電話番号,(5)臨床経験年数,(6)ストーマケアの経験年数,(7)受講した講習会あるいはETスクール名および修了年月日,(8)上級コース応募の動機,(9)今までの上級コース応募の回数,(10)所属長の署名捺印)
締切:4月18日(必着),採否は4月26日の選考会で決定の上,通知する
送付・問合せ先:〒105 東京都港区西新橋3-25-8  東京慈恵会医科大学外科学講座第1 ストーマリハビリテーション講習会事務局
 TEL(03)3433-1111(内3401)/FAX(03)5472-4140