医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


●第11回家庭医療学研究会
 開催案内 11月9-10日/東京

 第11回家庭医療学研究会(大会長=奈良医大 藤崎和彦氏)が,きたる11月9-10日の両日,東京・千代田区の三菱総合研究ビルディングで,「家庭医の日常臨床におけるバイオエシックスと行動科学」をテーマに開催される。
プログラム
〔会長講演〕家庭医療と行動科学・バイオエシックス(藤崎和彦)
〔特別講演〕プライマリ・ケア医が臨床で遭遇する倫理的諸問題(ミシガン州立大教授 Howard Brody)
〔教育講演〕家庭医療領域の調査・研究法:(1)医療人類学的方法(神戸海星病院 Elizabeth Miller),(2)統計学的方法(奈良医大 氏平高敏)
事務局:〒701-01 倉敷市松島577 川崎医科大学総合臨床医学教室内
 TEL(086)462-1111(内3707)
 FAX(086)462-1199

●第9回日本神経免疫研究会
 演題募集中 締切=11月15日(必着)

 第9回日本神経免疫研究会が,高柳哲也会長(奈良医大教授)のもと,明年1月30-31日の両日,東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕Role of Fas-mediated apoptosis in disease(阪大教授 長田重一)
〔国際シンポジウム〕(1)Inclusion Body Myopathies:Immune Mechanisms(座長=高柳哲也,Richard F. Mayer),(2)Future strategy for treatment of neuroimmunological disease(座長=藤田保衛大錫村明生,Marinos C. Dalakas)
締切:11月15日(必着)
事務局:〒634 奈良県橿原市四条町840 奈良県立医科大学神経内科学講座内
 TEL(0744)22-3051/FAX(0744)24-6065

●第14回東京女子医科大学公開健康講座
 開催案内 11月9-10日/東京

 東京女子医科大学主催による第14回公開健康講座が,きたる11月9日に,東京女子医科大学弥生記念講堂で,「高齢化社会にやさしい医療と健康づくり」をテーマに開催される。
プログラム
〔特別講演〕生活習慣の改善による健康づくり(国立中部病院長 井形昭弘)
〔講演〕(1)加齢と病気(東女医大教授 楠元雅子),(2)女性のゆとりある健康づくり(東女医大母子総合医療センター所長 武田佳彦),(3)高齢者の健康とスポーツ(東女医大教授 井上和彦)
問合せ先:〒162 東京都新宿区河田町8-1 東京女子医科大学学事部学事課  公開健康講座係
 TEL(03)3353-8111

●第107回日本医学会シンポジウム
 開催案内 11月29日/東京

 日本医学会主催の第107回日本医学会シンポジウムが,きたる11月29日に,東京・文京区の日本医師会館で,「細胞接着-基礎から臨床へ」をテーマに開催される。
プログラム
(1)インテグリンを介した細胞基質間接着とそのシグナル伝達(京大教授 月田承一郎)
(2)インテグリンを介した細胞基質間接着の調節機構(京大助教授 佐邊壽孝)
(3)細胞外基質の破壊とがん転移(金沢大教授 清木元治)
(4)細胞間接着の分子機構とシグナル伝達(月田承一郎)
(5)カドヘリンの異常とがん転移(国立がんセンター研部長 廣橋説雄)
(6)カドヘリンの自己免疫病としての皮膚疾患(慶大 天谷雅行)
(7)細胞間接着に関する分子とがん(札幌医大教授 今井浩三)
(8)セレクチンと炎症反応(阪大教授 宮坂昌之)
(9)臓器移植と接着分子(信州大助教授 磯部光章)
連絡先:〒113 東京都文京区本駒込2-28-16 日本医師会館内 日本医学会
 TEL(03)3946-2121/FAX(03)3946-6295

●第14回国際熱帯医学・マラリア学会
 開催案内 11月17-22日/長崎市

 第14回国際熱帯医学・マラリア学会が,松本慶蔵会長(長崎大名誉教授)のもと,きたる11月17-22日の6日間,長崎市の長崎県立体育館を主会場に,日本学術会議との共催で開催される。
 同学会は4年に1度,熱帯地域の発展途上国と先進国とで交互に開催されており,日本で開催されるのは今回が初めてである。
 また同学会は熱帯医学に関する最先端の研究成果とそれに基づく有効な疾病対策・健康増進政策を通じて,世界の熱帯地域を中心とした発展途上国の保健衛生状況の向上に寄与することを目的としている。
プログラム
〔特別講演〕(1)WHOを中心とした世界における熱帯病対策(WHO熱帯病対策担当官 Tore Godal),(2)免疫担当細胞(東大名誉教授 多田富雄),(3)微生物代謝産物を利用した抗生物質の開発(北里研所長 大村智)
〔セッション〕(1)20世紀における公衆衛生上の成果,(2)疾病対策優先順位,(3)プライマリヘルスケア,(4)熱帯病の免疫,(5)マラリアワクチン,(6)抗マラリア剤,(7)マラリアの発病病理,(8)リーシュマニア症,(9)住血吸虫,(10)下痢症,(11)急性呼吸器感染症,(12)結核とハンセン氏病,(13)AIDS,(14)肝炎,(15)アルボウイルス性疾患,(16)エマージング感染症,(17)公衆衛生分野における日本の成果
連絡先:〒852 長崎市坂本1-12-4 長崎大学熱帯医学研究所内
 TEL&FAX(0958)43-2194
 E-mail=ictm-14@cc.nagasaki-u.ac.jp