第100回日本眼科学会・主なプログラム
〔特別講演〕(1)緑内障－最近の話題（増田寛次郎），(2)虚血網膜の病態，その分子レベルでの解明（京 大 本田孔士）
〔特別記念講演〕我が国の高度研究体制の確立をめざして（日本学術会議会長 伊藤正男）
〔宿題報告〕網膜視神経移植：網膜色素上皮移植（東北大 玉井 信）・指名討論者山本修一（富山医 薬大），視神経再生（横浜市大 高野雅彦）・指名討論者 出沢真理（千葉大），末梢神経移植による視 神経の再生（阪大 福田 淳）・指名討論者Raymond D.Lund（ロンドン大）
※このほか，一般講演（口頭発表，ポスターによる示説展示），ならびに第1回国際眼科シンポジウム （内容は下記の通り）など
〔第1回国際眼科シンポジウム〕 テーマ一覧
- 疫学と失明予防（座長＝順大 中島 章，佐野眼科医院 佐野七郎）
- 小児眼科I：小児の視機能異常（座長＝慶大 植村恭夫，帝京大 久保田伸枝）
- 小児眼科II：未熟児網膜症，先天異常（座長＝広島大 調枝寛治，神戸大 山本 節）
- 眼の腫瘍（座長＝御代田中央記念病院 深道義尚，長崎大 雨宮次生）
- 心理物理と電気生理の臨床（座長＝三重大名誉教授 横山 実，岩手医大 田澤 豊）
- 眼光学と新しい検査法（座長＝滋賀医大名誉教授 稲富昭太，東医歯大 所 敬）
- 眼底I：基礎と臨床（座長＝香川医大 長谷川榮一，弘前大 松山秀一，阪大 田野保雄）
- 緑内障I：病態生理（座長＝新潟大 岩田和雄，信州大名誉教授 瀬川雄三，琉球大長瀧重智）
- 緑内障II：診断と治療（座長＝阪医大 東 郁郎，宮崎医大 澤田 惇）
- 眼の感染・炎症・免疫（座長＝徳島大 三村康男，秋田大 櫻木章三，国立大阪病院 湯浅武之助）
- 眼底II：ICG（座長＝自治医大大宮医療センター 福田雅俊，高知医大 上野脩幸）
- 眼底III：加齢黄斑変性（座長＝島根医大 瀬戸川朝一，阪医大 渡邉千舟）
- 白内障I：病態生理（座長＝林眼科病院 林 文彦，日大 北野周作）
- 白内障II：手術治療（座長＝藤田保衛大 馬嶋慶直，井上眼科病院井上治郎）
- 眼底IV：手術治療1（座長＝久留米大 吉岡久春，自治医大 清水昊幸）
- 眼底IV：手術治療2（座長＝北野病院 菅 謙治，九大 猪俣 孟）
- 神経眼科（座長＝東急病院 松崎 浩，近畿大 大鳥利文）
- 角膜I：屈折矯正手術とその将来－インターネットによる調査資料をもとにして（座長＝三重大 宇治幸隆，京府医大 木下 茂
- 角膜II：最新の考え方（座長＝阪大名誉教授 眞鍋禮三，北大 松田英彦）
- 病名に名前を残した先達（座長＝長崎大名誉教授 廣瀬金之助，東女子医大 内田幸男，東大名誉教授 三島済一）
●日本眼科学会百周年記念
公開講演会 開催案内 5月18日／京都会館
日時：5月18日（開場13:00 開演：14:00）
会場：京都会館（第2ホール）
プログラム：
- ものが見えるということ－白内障手術を経験して（作家 曽野綾子）
- 白内障手術と眼球改造－より良き視力を求めて（林眼科病院 林 文彦）
●日眼百周年記念歴史展示
開催期間：5月15－19日会場：国立京都国際会館（ルームE）
展示内容
■眼科診察，手術の変遷
- 明治～大正の眼科診察室復元（テーマ：西医と東医の融合）
- 昭和前半から戦後直後あたりまでの眼科診察室復元（テーマ：欧州医療機器の和製コピー）
- 現代の眼科（テーマ：テクノロジーの発展）
■検査目的別器機のオリジナルを求めて
- 屈折測定器械器具・眼底検査器具
- 両眼視機能検査器械器具
- 視野・色覚検査
- 前眼部検査機器
- 眼圧計，隅角鏡，眼底血圧計
- 超音波，電気生理診断機器
- 手術治療用機器
- 眼鏡及び眼鏡ケース
- 義眼
- 点眼瓶・眼科医療消耗品
- 江戸時代の漢方コーナー
- 眼球模型，教育用図譜など
■日本の眼科学の歩み
- 書籍
- 歴史関係