HOME雑 誌 > 『臨床整形外科』 最優秀論文賞について

『臨床整形外科』最優秀論文賞について

平素より 『臨床整形外科』 誌をご愛読賜り厚く御礼申し上げます.

弊誌では,2013年に『臨床整形外科』最優秀論文賞を設け,整形外科領域に関する独創的で優れた論文を表彰することとなりました.受賞論文は1年間に掲載された投稿論文を対象に,編集委員会による厳正な審査のもと決定いたします.また受賞論文には賞状と金一封,1年間の本誌冊子版と電子版閲覧権を贈呈します.

「臨床整形外科 最優秀論文賞」2018は,第53巻 第1~12号(2018年)掲載論文が対象となります.オンラインでのご投稿も受け付けております(詳しくは投稿規定をご参照ください).奮ってご投稿ください.

『臨床整形外科』 編集室
『臨床整形外科』
 投稿規定
 投稿論文オンライン受付

『総合リハビリテーション』賞
『理学療法ジャーナル』賞

 『週刊医学界新聞』より
『臨床整形外科』最優秀論文賞2012発表

『臨床整形外科』 最優秀論文賞 2017

藤原啓恭(国立病院機構大阪南医療センター整形外科)・他
52巻1号:39-48,2017

■受賞のことば
 このたびは「臨床整形外科」最優秀論文賞2017にご選出いただき,誠にありがとうございます.
 今回われわれは,関節リウマチ(RA)患者に対するPLIFの臨床・画像成績に関して,非RA患者と比較するとともに,画像上の固定隣接椎間障害(ASD)発生率に着目して,その発生率がRA疾患活動性制御に影響されるのか否かを検討しました.RA患者におけるPLIFの画像成績は,固定椎間に関しては非RA患者とほぼ同等でありましたが,画像上ASD発生率は術後2年という短期において,RA患者は30%と非RA患者の9%と比較し有意に高率であり,その発生率はRA疾患活動性制御に影響されないと報告しました.本研究結果を,固定術を必要とする症例が比較的多い関節リウマチ患者に対する術式選択の一助としていただけますと幸いです.
 本研究の実施には,米延策雄先生,小田剛紀先生,海渡貴司先生,大阪脊椎脊髄グループの先生方,大阪南医療センター整形外科の先生方,医師事務作業補助の方々に多大なご指導・ご協力をいただきました.また,吉川秀樹教授(大阪大学)には,平素より多大なご支援をいただいており,この場をお借りして御礼申し上げます.

*本論文は,2018年4月1日から2019年3月31日まで1年間,医学・看護の電子ジャーナルサイト MedicalFinder 内において無料で閲覧いただけます.

 ***
過去の受賞論文
2016 「頚椎椎弓形成術を施行した頚椎症性脊髄症と頚椎後縦靱帯骨化症に
おける10秒テスト/JOAスコア/JOACMEQの経時的変化,および
後方除圧高位が頚部痛と頚椎機能に与える影響に関する前向き比較研究」

藤原啓恭(国立病院機構大阪南医療センター整形外科)・他  51巻1号::9-18,2016
2015 「頚椎椎弓形成術後の後弯化と椎弓再閉鎖の危険因子
—頚椎矢状面バランスに着目して」

坂井顕一郎(済生会川口総合病院整形外科)・他  50巻7号:621-628,2015
2014 「腰部脊柱管狭窄における除圧術の手術成績とBS-POPによる精神医学的問題評価との関係
—BS-POPの手術前後での変化に着目した前向き研究」

加藤欽志(福島県立医科大学医学部整形外科講座)・他  49巻2号:123-129,2014
2013 「胸部脊髄症の神経症候」
武中章太(大阪厚生年金病院整形外科)・他  48巻4号:381-390,2013
2012 「思春期特発性側弯症Lenke type5カーブに対する後方矯正固定術における固定範囲短縮の試み」
岡田英次朗(慶應義塾大学)・他  47巻7号:613-618,2012
(2013.04.01作成 2018.05.14更新)