解剖学アトラスの新しいスタンダード。プロメテウス 解剖学アトラス
動脈、静脈、神経

これまでの解剖学アトラスに足りないものはなんだったのか。そんな問いから、まったく新しい解剖学アトラスが生まれました。人体の立体的な構造を理解したい。解剖学を生理学や運動学と関連づけて学びたい。臨床でも使える知識を身につけたい。プロメテウス解剖学アトラスは、そんな声に応えます。

学ぶ人のことを第一に考えた解剖学アトラス

解剖学を学ぶ人にとっては、膨大な量の知識をいかに効率よく、そして効果的に吸収するかが切実な問題となります。プロメテウス解剖学アトラスでは、ひとつひとつの解剖図に詳細な解説がつけれられているだけでなく、見る人が図を読み解く労力を軽減するよう、その図から学ぶべきポイントが視覚的にわかりやすく表現されています。
左の3つの図では、体幹の動脈、静脈、神経がそれぞれ独立して描かれています。これにより各々の形態や走行の概観を把握することができます。

足、肩、胸

これまで見たこともない視点から人体を解剖する

CGの技術を用い、標本の再現では為しえなかった角度から解剖図を描いています。知識として知ってはいるが、見たことがないのでよくわからない---そんな不安を抱く必要はもうありません。プロメテウス解剖学アトラスなら、立体的な構造も、位置関係も、目で見てはっきりと把握できます。右の右下肢の図では、下肢の筋肉が立体的に描かれ、横断面解剖図と組み合わされています。横断面の図だけでは把握しにくかった構造が、初めて解剖学を学ぶ人にもわかりやすくなっています。その右上にある図は、右肩を上方から見たものです。肩関節を構成する骨の形態や位置関係、骨に付着している靱帯の様子が把握できます。

臨床、運動

発生・機能・臨床の知識を的確に配した構成

解剖学は医学の基礎、だからこそ、ほかのすべての分野に関連づけて学ぶ必要があります。プロメテウス解剖学アトラスでは、解剖学の知識だけでなく、発生、生理、病理、そして運動学、運動力学にまで及ぶ知識を図とテキストによって解説しています。解剖学を初めて学ぶ人にとっては、他の学習分野やその後の応用に役立つよう、そして経験を積んだ専門家にとっては、日々の臨床の裏づけとなる知識を得ることができるよう、内容を吟味して構成しています。

プロメテウスとは?

プロメテウスとは、この解剖学アトラスの作者の名前ではありません。人間を創ったとされる、ギリシャ神話に登場する巨人の名前です。
土と水で神々の似姿を創り、地球に解き放ったプロメテウス。それだけではなく、彼は人間に理性を宿し、私たちが自分自身を知る能力を与えてくれました。また、それまで神々だけのものだった「火」を人間に与え、私たちが自らの力で文明を切り拓いていけるようにしてくれました。
この解剖学アトラスは、神話の巨人プロメテウスのように、世界中で人間の体を探究する者のよき伴侶となるよう、そしてその知識が人間の未来に貢献するよう祈る気持ちで名づけられたのです。

表紙

プロメテウス 解剖学アトラス

解剖学総論/運動器系
監訳 坂井 建雄 松村 讓兒

A4変型 頁560 2007年3月発行
定価12,600円(本体12,000円+税5%)
ISBN978-4-260-00239-4

Illustration (c) 2005 Georg Thieme Verlag