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精神看護

2018年07月号 (通常号) ( Vol.21 No.4)
特集1 MSEを使って看護記録を書く!/特集2 精神科で看取るために必要な技術と考え方(後編)
■特集1 MSEを使って看護記録を書く!
MSEは、Mental Status Examination メンタル ステータス イグザミネーションの略。患者さんの外観に現れる精神状態を観察して記録上に描写し、患者さんが語る体験をありのままに聴取して記録上に再現し、それらに対して適切な専門用語を用いて定義づけるアセスメント技術です。MSEで看護記録を書きたいけれど、いきなりは難しいということを多くの人が実感していることと思います。MSEを使って看護記録が書けるようになるためには訓練が必要です。この特集を読んで、患者さんと会話をする時から記録に再現するまでを、順を追ってイメージできるようにしていきましょう。アセスメントを完成させる練習問題にもぜひチャレンジしてください。

1.MSEの基本とSOAPの書き方を解説します
武藤 教志
2.穴埋め練習問題で、MSEで看護記録を書く練習をしましょう
小野 悟
3.MSEに対する質問に答えます
武藤 教志


■特集2 精神科で看取るために必要な技術と考え方(後編)
精神科では患者さんの高齢化が進み、65歳以上の入院者はすでに50%を超えて、31万人以上いると言われています。高齢化に伴い身体合併症を持つ患者さんも増加し、身体管理を行いつつ看取りに入るケースが増えている傾向があります。一方、精神科では、これまで看取りをあまり経験してこなかったこともあり、看取りに向けた身体疾患管理をどこまでどのように行ってよいのかについて、迷いの中で進んでいる状況があります。本特集は、看取りという枠の中での医療のあり方を考えていくための企画です。

「終末期における死は、自然なことであって敵ではありません」
 -死を語れる文化を病棟で作っていただきたい
松谷 典洋
[インタビュー]
 「どこまで医療をするのか」を考えずに進めば、人の尊厳を超えてしまいます
有本 妥美、高山 成吉


■特別企画 オープンダイアローグをやってみたら、こうでした。
私たちはなぜ楽になってしまったか
西村 秋生、吉澤 美樹、大島 寛子、
宮崎 義貴、関口 広太、戸塚 靖
オープンダイアローグと対話の文化
宮坂 道夫


[新連載]
●間の間(1)
遊びをせんとや生れけむ
伊藤 亜紗
●一芸の人。(1)
歌会始バージョン
浜口 直樹
●幻覚・妄想を聞く。(1)
水道水を多量に出すことをやめられないレビー小体型認知症の方へのアプローチ
澤田 萌
[連載]
●武井麻子先生にこれを聞きたい(3)
「大学院と、看護のさまざまな資格との関係が知りたい件」について。
武井 麻子
●読者投稿コーナーだよ。ここ掘れかんかん!
北村 庄子
●訪問看護で出会う“横綱”級ケースにくじけないための技と型、教えます(7)
訪問看護で看護計画を活用する方法
小瀬古 伸幸
●栄養精神医学(3)
妊娠・出産における鉄欠乏を見逃すな!
奥平 智之
●ふしぎの国のデイケア(6・最終回)
人と構造-デイケアの辞め方
東畑 開人
●当事者研究のスキルバンク(6)
本日の研究人:児島さん、浅野さん、塙さん
本日のスキル:幻聴さんとの対話法
べてるの家
●次号(9月号) 特集1 栄養は精神に直結しているのです。/特集2 外国人の患者さんとのコミュニケーション支援ツール

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定価 1,404円
(本体1,300円+税8%)