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看護教育

2018年05月号 (通常号) ( Vol.59 No.5)
特集 授業にゲームを

 これまでは,「授業にゲームを取り込む」というと,「そんなことでは学力がつかない」という批判が必ず出てきました。しかし,本当にそうでしょうか。ゲームは,「ゴール,ルール,フィードバックシステム,自発的な参加」という4つの要素で特徴づけられます。お気づきだと思いますが,この4つは授業でも必ず求められるものです。授業とゲームの違いがあるとすれば,今までの授業は「自発的な参加」ではなく「強制的な参加」が主であったことぐらいでしょう。
 学生の主体的な学びを重視するのであれば,ゲームの考え方を授業に応用するのが近道です。ですから,まずは授業のなかでゲーム性の活かせる部分に取り入れていくことから始めてはいかがでしょう。学生の学びの活発化は,きっと他の部分にも良い影響を与えるはずです。
 今回は,教育とゲームの関係を整理したうえで,授業へのさまざまなゲームの取り入れ方をご紹介します。ゲームを取り入れることで,「こうでなくてはならない」という考えから自らを解放し,学生だけでなく教員自身も「自発的に」取り組める看護の授業の工夫にチャレンジしてみてください。

■教員よ,ゲーム・デザイナーたれ!
看護教育におけるゲーミフィケーション導入のすすめ
藤川 大祐
■シミュレーションをゲームとして考える
子育てバーチャル体験教育システムを例として
太田 浩子
■HUGで考える災害現場での医療者としての対応
牧野 典子
■認知症予防ゲームづくりで学生が得られること
庄藤 智恵美
■iPEGとビブリオバトルを用いた多職種連携のための初年次教育
廣瀬 清英
■教育に役立つ「シリアス」ゲームとは何か?
福山 佑樹


■焦点
学習指導要領改訂と大学入試改革の影響
 後編 大学入試改革の行方と求められる教員の対応
濱名 篤
■特別記事
准看護師養成所における教育の現状
 教務主任アンケート調査結果から
伊東 美奈子/井部 俊子


●看護に恋した哲学者と読む ベナーがわかる! 腑に落ちる!・1
哲学者とベナーを読む
榊原 哲也
●つくって発見! 美術解剖学の魅力・5
聴診三角と腰三角 背中にある4つのポイント
阿久津 裕彦
●ティーチング・ポートフォリオ作成講座・2
ティーチング・ポートフォリオ・チャートの作成
栗田 佳代子/吉田 塁
●キネステティク・クラシック・ネオ
 動きの言語化のツールが可能にすること・5
地域での生活者のためのキネステティク・クラシック・ネオの可能性
中本 里美
コラム:キネステティク・クラシック・ネオの,科学に合わせた進化
澤口 裕二
●NとEとLGBTQ・2
性同一性の“障害”?
浅沼 智也
●授業を良くする! 教育関連理論・7
発問を活かした授業づくり
西野 毅朗
●専門家と市民の架け橋 CoSTEP・11
CoSTEPが実施するリスクコミュニケーション教育
早岡 英介

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)