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看護教育

2018年01月号 (通常号) ( Vol.59 No.1)
特集 インストラクショナルデザインを活かす

 インストラクショナルデザインは,授業の設計図を描くのに効果的な方法です。教育の効果や効率を高めるためにさまざまなモデルを応用して,学習する環境を成立させるプロセスであるインストラクショナルデザインを用いれば,授業を良くする道のりがより見えやすくなります。
 授業設計そのものは教員であれば誰しも行っていることですが,他の教育に関する取り組みと同様に,今までは指導者や先輩が行っていたことを真似る傾向から,なかなか脱することができなかったように思います。が,看護にエビデンスが求められるように,教育にもエビデンスが欠かせません。さまざまな手法やモデルを下敷きにしたインストラクショナルデザインは,その求めに応えられる1つの方策といえます。
 本特集では,国内のインストラクショナルデザイン研究・開発の先端を走る熊本大学教授システム学研究センターの協力のもと,あらためてインストラクショナルデザインを一から紐解き,それを看護教育に活かすためのさまざまなアプローチを紹介します。授業設計の精度をより高める助けになれば幸いです。

■インストラクショナルデザインを概観する
合田 美子
コラム:インストラクショナルデザインの学び方
鈴木 克明
■「美しい」授業設計をめざして
インストラクショナルデザインでできる合理的な改善
平岡 斉士
■ARCSモデルを使って「その気にさせ,行動を引き起こし,
 継続を促す」保健指導
都竹 茂樹
■インストラクショナルデザインを
 看護教育に取り入れることで得られたこと
豊場 沢子/都竹 茂樹
■専任教員の継続教育としての研修会
インストラクショナルデザインを用いた魅力ある授業づくり
福岡 公香/高口 みさき/田口 恵美子


■特別記事
臨床判断を拓く評価に向けて ラサター臨床判断ルーブリック日本語版の作成
細田 泰子/根岸 まゆみ/キャシー・ラサター
コラム:日本の読者へのメッセージ
キャシー・ラサター
■Scramble Zone
教育・学修支援専門職養成プログラムの公開講座
 「学生の抱える困難の理解と支援」に参加して考えたこと
飯岡 由紀子


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脊柱 ぴんと背筋は伸びません
阿久津 裕彦
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キネステティクの「原点」安全安楽と自立促進を提供できるツール
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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)